未だに人気の高い、HONDAのマイクロスポーツ"Beat!!!"。軽自動車初のオープン、2シーター、ミッドシップ、モノコックボディ、と新しいこと尽くめでデビューしたときには大いに話題をさらった。ただし、S800の再来を期待していた向きには失望を与えた、という話も。"Beat!!!"の後にカプチーノ、AZ-1などが発売され、一時は軽スポーツというジャンルを確立するも、現在はその全てが絶滅。惜しいことである。
このうち、Version.Cはキャプティバ・ブルーパールのボディカラーで登場した限定仕様車。1992年5月に500台限定で発売された。特徴は専用のホワイトにペイントされたアルミホイール。まず見かけない車だが、先日1台だけ見かけた。希少である。Version.Fは"Beat!!!"初の限定車として登場。専用色のアズテックグリーン・パールで登場し、ただでさえ目立つ"Beat!!!"のなかでも一際目を引く存在だった。
また、"Beat!!!"の無限仕様は前後バンパーやサイドステップなどにパーツを用い、"Beat!!!"をよりスポーティーに仕上げた仕様。アルミホイールも専用のNR-10となる。
アオシマから発売されている"Beat!!!"にはいくつかの仕様が存在する。今回はノーマルタイプと、"無限仕様"の"Beat!!!"である。キットの構成は両車ともほとんど一緒なのだが、無限仕様はノーマルの"Beat!!!"に専用の前後エアロバンパー、サイドステップを組み込んだボディ、リアのフィンスポイラー(作例では未使用)、ハードトップ、アルミホイールなどが組み合わせられる。「おきらく模型館」&「ミッドナイトクルージング」コラボレ・ギャラリー第2弾、"スモールカーガレージ"に参加するために、2台セットで製作した。Version.F&Cとした理由はただ一つ、「メタリックの塗装をしたかったから」。結果、まあまあ満足の行く塗装が出来たのではないかと自負している。
※スモールカーガレージ出展作品