日本初のスーパーカー。スーパーカーブームの末期に、華々しくデビューするはずだった車である。が当時の運輸省がこれを認めず、ついには試作車一台が作られたのみで忘れ去られた存在となった。異様なほどに低い車高、まともに動くとは思えない様な外観ではあるが、当時の子どもたちはこの車に胸を熱くしたものである。
Fujimiが発売しているキット。実車はたった1台だけの貴重なものであるが、模型の方はあちこちに積まれているので見つけるのは難しくない。そもそもが地雷の様なキット(昔のFujimiだからね)である。真剣に作ろうと思えば死ぬほど苦労することになるが、まあ適当に作る分には悪くない(間違ってもエンジンなんてものを考えないように)。2014年HMEのカーオフのお題「スーパーカー」にかこつけて、不良在庫処分のつもりで作り出したが、開口部が気になって穴開け>メッシュというイバラの路を歩くはめに。ボディカラーは前からやってみたかったガイアのスターブライトジュラルミン。若干黄色がかったシルバーで、少しでも試作っぽい雰囲気が出ればと思ったが、そもそも違いが分からないという位に分からない色だった。