1993年にデビューし将来のチャンピオンマシンとして期待されたが、よくよく見てみればデルクール専用車だったことが判明。理想的な重量配分、ラリーのために作られた車だけに何が悪かったんだろう？稀に優勝したり、良いところまでいって壊れたり、と時折素晴しい性能の片鱗を見せてくれたが、所詮は「名脇役」に過ぎなかった。とはいえ、1990年代のラリーシーンを語る上で欠かせない車。なにせあのマキネンが初優勝した車でもある。
遥か昔に作ったことのある一台。いわばリベンジである。過去に最も苦しめられた青い部分は、デカールだと皺が寄る、割れるとろくなことが無かったので塗装で実施。すべての労力はここに注ぎ込まれた。過去に作った時は何となくビアシオン仕様だったが、やはり作るなら王道のデルクールで、ということで今回はノーマルにデルクール仕様。ビアシオンファンには悪いが、どうもEscortにビアシオンのイメージは無い。それにしても、どうしてもライトポッドを付けたかったが、黒いリングの塗り分けが上手く行かず、どうやったら良いのか今でも悩みの種。要はヘタクソです。