元祖痛車ももはや色物ではなく実力十分のトップチームになった初音ミク。2011年は再び車をBMWに戻しての参戦だったが、昔の面影はない。Z4自体もGT3ということで本格的なレースカーになり、強豪の1台である。この年はSEPAN,FUJI,MOTEGIの3勝でチャンピオンシップを獲得。さらにはFUJI SPRINT CUPでも優勝という、完璧な1年であった。
2011year | ||
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Driver:Nobuteru Taniguchi/Taku Bamba | ||
Round.1 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 OKAYAMA GT 250km RACE | 4th |
Round.2 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第2戦 FUJI GT 400km RACE | 5th |
Round.3 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第3戦 SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA | 1st |
Round.4 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第4戦 SUGO GT 250km RACE | 6th |
Round.5 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第5戦 第40回 インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル | 5th |
Round.6 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第6戦 FUJI GT 250km RACE | 1st |
Round.7 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第7戦 SUPER GT in KYUSHU 250km | 9th |
Round.8 | 2011 AUTOBACS SUPER GT 第8戦 MOTEGI GT 250km RACE | 1st |
FUJI SPRINT CUP | JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011 | 1st |
Total:87points Lanking:1st |
FUJIMIから発売された話題の1台。ちょっと見れば分かるほどのデカールの嵐という、痛車特有の作りにくさをもった車である。デカールが売りだけに、パーツでデカールを取れない措置が取られており、失敗したらもう1台という独特の緊張感があるキットでもある。デカール自体は面積大きく硬い。ひたすらデカール軟化剤を塗ったくり、貼っては剥がし、貼っては剥がしを繰り返しながら位置調整。一枚のデカールに1時間もかけたことは今までにない体験となった。そんなこともあってなんとか綺麗に出来はしたが、いろいろと不満の残る出来でもある。
※HME2013出展作品