かつてMINIといえば、英国小型車の代名詞みたいな存在だったが、今や独逸製英国車。昔のMINIとは似ても似つかない乗り味は限りなくBMWである。とはいえ、面白みに欠けるということはなく、そこはそれ。現代に蘇った大きなMINIも乗っていて楽しい車である。COOPER-Sはターボ付きのシリーズ最強モデル。といっても手の付けられないほどに速い車ではなく、ちょっぴりホット、といった印象。
ミニミニ大作戦(原題THE ITALIAN JOB)のDVDを見て、無性に作りたくなって購入。大して期待していなかった映画だけに完全にやられた感じ。そもそもDVDを見たのが公開から1年以上経ってからなので、何をいまさら、という感じである。キットを購入してから、ミニミニ大作戦仕様のMINIが発売されていることを知り、ちょっと失敗した気分。それらはいずれ作ることとして(いつかな？)、このMINI COOPER-Sは特別仕様車のPark Laneぽい塗り分けにて作成。ガンメタのボディにシルバーのラインを入れてみた。窓周りとリアウイングは合いが悪いのか、若干隙間あり。それでもかなり組みやすいモデルであった。昔に比べれば、FUJIMIもずいぶんとよくなったことを痛感した。
※HME2007出展作品