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Mazda RX-8(1/24:FUJIMI)

RX-8 RX-8 RX-8

【実車】

RX-7に続くロータリーエンジン搭載車として、2003年にMazdaが送り出したスポーツセダン。一見2ドアに見えるが、観音開き方式を採用した4ドア4座の車である。9,000回転、250馬力と、どこかで見たことのあるようなスペックのエンジンだが、実際は全く別の物。どこまでもスムーズに回るエンジンは自分が何km/hで走っていることすら忘れさせるほどにストレスが無く、走らせて楽しい車である。実車の赤は一見ソリッドに見えるが実はメタリック。実車に乗った感じでは、まさに"スポーティーセダン"という表現がぴったりくる車だと感じた。

【模型】

TAMIYAが全くやる気を見せない中、実車の発売からすこししてFUJIMIが発売したRX-8。自動車模型自体が衰退する中でFUJIMIがこうした車を発売してくれることは拍手を送りたい。拍手を送れるのはここまでで、微妙に似ていないフロントバンパー周り、全然似ていない室内、垂直に切り立つシートなど"もう少し時間がかかっても良いから、もう少し似せてくれ"と注文したくなる模型でもある。キット構成は最小限。リアサスに至ってはスプリングすら表現されておらず、左右のタイヤをつなぐロッドはプラ製(!)。実質的にはボディと前後のバンパーの3部品に2,600円を払ったようなキットである。しかもフロントバンパーは微妙な位置で分割されており、取り付け後にパテ埋めは必須。でないと向こう側が見えるほどの隙間に苦しめられる。作例もパテを使って埋めているが、そもそもパテを使うこと自体慣れておらず、磨き工程で塗装にひび割れを発生させてしまった。実車の赤塗装を表現しようと思ったが、ソリッドっぽいメタリックなど表現できるわけも無く、実車のカタログの色を表現しようとソリッドの赤にブルーパールをかけて見た。それなりに面白い表現にはなったと思うが、赤が均一に乗らなかったため、なんとなく綺麗ではない出来になったしまった。

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