本家"走る精密機械"ことエスハチである。今の軽自動車もびっくりの小さな車体に800ccの超高回転エンジンを積み込んだスポーツカーである。サーキットを走る姿はさぞ痛快だったに違いない。残念ながら主宰は実車を1度しか見たことがなく、それもじっくりと言うわけではなかったのでよく覚えていない。写真などで見る限りでは現在の車にも負けない綺麗なラインの車だと思う。
模型の方も実車に劣らず"精密機械"である。ただしエンジンブロックにはタミヤらしい省略がなされていたが...。私用、公用、気候などさまざなま悪条件から製作に半年もかかってしまった。出来の方はなかなか良いように思われ、とても気に入っている。ボディパーツの組合せはかなり厳しく、よく考えないと塗り忘れがおきそうだ。至るところに苦労があり、2度はさすがに作ろうとは思わないが、満足度の高い模型ではある。
※HME2000出展作品