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KURE NISMO GT-R(1/24:TAMIYA)

スカイライン & GTR コンペティション当工房は"スカイライン & GTR コンペティション"に参加しています。

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■ 2004/09/11 ■

代わり映えのしない画像ですが、完成です後ろからはこんな感じ

ARTA ZEXEL SKYLINEに続いて、KURE NISMO GT-Rも完成です。なんとなく最後の方はダラダラとした感じになりましたが、ここで完成とします。最終的にARTA ZEXEL SKYLINEと同じく、ハチマキのデカールを貼って、後部のウインカーを入れて、完成となりました。ARTA ZEXEL SKYLINE同様、手を入れた部分もなく、キット通りに作ってこれだけの出来。最近のTAMIYAは楽です。ボディ自体も黒系の色に赤いロゴ、と普通に見栄えする組み合わせで、な〜んにもしなくても十分に格好よくなります。

1996年くらいのGTマシンは、それでも市販車の面影を色濃く残したデザインになっています。今のGTマシンに比べると、車種を一目で当てられるくらいに。今年、本州へと引っ越してきて、初めてJGTCを見ましたが(実は今年は北海道でも見られた、という落ちですが)、今のGTマシンは元がなんだか分からないくらいに形が変わっていて、隔世の感です。R33くらいまでのGT-Rなら、古くはGr.Aなんかに相通ずるところもありますね。

さて、これでスカコンに出展する2台SKYLINEは完成しました。残念ながら、今年のHMEには本人は仕事の都合で参加できません。非常に残念。まあ、これも社会人としては仕方のないことなんですが。そして、さらに問題はまたまた引越しが...ということで10月くらいまでは工房のほうはお休みです。次のネタは...なんにしようかな?

■ 2004/08/24 ■

リアウイング取り付け

タイヤも出来上がって、KURE NISMO GT-Rもほぼ出来上がり。細部の細工なのですがボンネットピンを取り付けて、リアウイングを取り付けます。やはり模型で見ても、GTで見ても強引なほどに大きなウイングです。ただ、このウイング、取り付けるまでに数回落としてバラバラに...画像では目立ちませんが、かなり汚い出来になっています。トホホ...

■ 2004/08/13 ■

タイヤが付きました

前回はブレーキディスクが付きましたが、今度はタイヤです。ホイールははるか昔(?)に作りましたが、やっと組み合わせることが出来ます。競技用車両の場合、タイヤは重要な要素であり、またタイヤメーカーの絶好のアピールの場です。よって、メーカーのロゴが入るのですが、TAMIYAの場合、水で付けるタイプのレタリングを使用します。今回はARTA ZEXELも含めて"BRIDGESTON"と"POTENZA"のロゴが入ります。型紙からレタリングを台紙ごと切り抜き、タイヤの位置に貼った(というよりは置いた)後、たっぷりと水を付けます。で、1〜2分置いておくと綺麗にレタリングが貼れます。焦らずにゆっくりやるのがコツでしょう。過去にはレタリングを破ってしまったこともありましたが、今のレタリングは上手く剥がれてくれるので楽なものです。

■ 2004/08/08 ■

やっと車らしくなって来ましたブレーキディスク接合

大体のパーツが揃って来たので、そろそろボディの方を組むことにします。KURE NlSMOのボディは、他の模型と同じ様にシャシーを構成するパーツにボディをかぶせれば終いです。取説にはバンパーのパーツを先に付ける様に描かれていますが、作業性から考えて後付の方が良いと判断(実はバンパーを付ける部分のパーツを折ってしまったせいもありますが)、フロントタイア後のパーツのみ取付けてシャシーと合体。その後、バンパーを付けてボディの組立は完了です。

ボディの組立を終え、車のバランスが分かったので、ブレーキディスクを取付けます。取説では、サスペンションの組立時に取付る様に指示されていますが、これではバランスが分からず、タイヤが変な方向に向いてしまうことがあります。ボディの組立後ならば、そのあたりを確認しながら取付けられるので、最近は、ブレーキディスクをこの夕イミングで付ける様にしています。

■ 2004/07/30 ■

SKYLINEといえば4連丸テール

やっと製作のペースも乗ってきました、が、気が付けばHMEが近い...年々早くなるHMEですが、今年は10月の頭だとか。作っている暇ないよ...いや、作ってなかっただけです。今年はもうSKYLINEしか出来ませんね。で、肝心のSKYLINEですがいよいよ特徴の4連丸テールランプをつけます。やはりSKYLINEといえばこのテールランプでしょう。これのおかげでデザインの幅を縮め、止めを刺されるに至ったような気もしますが、やはりこのテールでなければSKYLINEではないという人も多いでしょう。模型では丸く窪んだ部分に透明パーツを嵌め込むのですが、ここで困りました。中を銀色に塗っていない。筆で塗るのは見えなくなる部分でも嫌です。しかし、これをマスキングして吹くのは至難の業。で、結局メタルックを円形に切り抜いて貼ってあります。最初からちゃんと塗っておけば問題なかったのですけどね。

■ 2004/07/26 ■

窓が付きました

ボディの方はあらあら終えて、次の段階へと入ります。いつも通り窓枠の黒を吹きます。ボディにマスキングを施し、半ツヤの黒を吹き付け。一方、窓ガラスのパーツもマスキングをして周囲の黒を吹き付け。今回はクリアパーツをコンパウンドで磨き、コーティングしてみました。なかなか良いつやが出ます。やはり透明パーツは一度磨いて、コーティングしておくほうが良いような気がします。

■ 2004/07/03 ■

羽根を作ってみました。

さて、ぜんぜん捗らないKURE NISMO GT-Rですが、ちょっと気分を変えて羽根を作ってみました。GT2なんかでR33型のSKYLINEを使うと、後ろから見た姿は羽根しかない...位にでかい羽根ですが、やはりでかかった。凶悪なほどに大きく、何の工夫も無い(わけではないのだろうけど、そうにしか見えない)ほどに真っ直ぐな羽根です。水平なウイングは2枚で構成されるのですが、後ろの細いほうのウイングはなんだかパーツが反っていて、隙間がなくなってしまいます。下手に曲げると折れるだろうし、そのまま接着してちょっと間に何かを噛ませておいたら直らないかな?と放置中。

■ 2004/06/19 ■

まあ、現状こんな感じ

ようやく模型も再開できましたが、こんな感じです。再開の手始めにクリアを吹いてみました(というか、クリア以外やっていることないし...)。しかし、久しぶりに研いてみたら、疲れる疲れる...。もう一台も一緒にやってますが、どちらも中途半端。環境もそうですが、自分自身もリハビリが必要?

■ 2004/06/14 ■

新兵器!

久しぶりの更新です。"4月中くらいには"なんて、前の日記には書いてありますが、なんともう6月の中くらい、3ヶ月もの間が空いてしまいました。なかなか環境が整わず、なにせ今度の家は台所で塗料が吹けない!という究極の問題があったため、手を拱いてしまいました。で、急遽投入したのがこの塗装ブース。クレオスのMr.SUPER BOOTHです。早い話がフード付きのシロッコファン。驚くほどの吸引量ではありませんが、とりあえず時間をかければ換気が出来るという代物。これにサッシ用のアタッチメントをつければ、窓を全開にせずとも換気が出来ます。これで居間の方まで被害を出さずに塗装が出来るようになりました。これで、遅れに遅れているスカコンもサクサクと...進めばよいのですけどね。

■ 2004/03/15 ■

室内出来上がり

いろいろあって、とても忙しいのです。<いきなり言い訳。実は引っ越すことになって、模型どころの騒ぎではありません。でもちょっとは作っているんですよ。KURE NISMO GT-Rですが、室内を仕上げました。2/28の段階でかなり出来上がってはいたのですが、シートベルトと側板を取り付けました。シートベルト、一度MODELER'Sの物をつけてみたのですが、如何せんへたくそなのでそれらしく見えず、結局デカールを貼ってつや消しクリア。こっちのほうがマシに見えるというのだから、ベルトを付けるのがへたくそなんでしょうね。ボディがかぶさって、窓ガラスが入ればあまり見えなくなるのでこれでもいいか、と思いたいところ。

さて、引越しの都合から、しばらくの間更新が停止します(今までも止まっていましたが...)。再開の目処は立っていませんが、4月の中くらいには何とかしたいところ。今後ともお見捨て無きよう。

■ 2004/03/01 ■

ホイール

ちょっと気分を変えて小物です。KURE NISMOのホイールはVOLK RACINGの5本スポークタイプのちょっとごつい雰囲気のホイールです。ホイールにはしっかりと"VOLK RACING"のロゴが。市販の物にこれと同じホイールは無い様ですがまあ良いとして、デカールです。小さいだけに失敗したこともあるホイールのデカール。慎重に、慎重に。8枚貼って完了です。ただ、最初、間違ってもう一方の"VOLK RACING"を貼りそうになりました。2種類あるので要注意です。

■ 2004/02/28 ■

クリアー吹き

前回の日記にも書いたように、デカールを貼ったボディにクリアーを吹くのは非常に苦手ですが、ダメだダメだとも言ってられません。デカールを貼った場合にはデカールの段差を消すのがポイントです。で、何をするかと言うと...ひたすらクリアーを吹いて磨く。よってデカールを貼った場合にはこれでもか、というくらいクリアーの厚吹きです。で、現在はこんな感じ。まだまだ段差が見えます。クリアーは思いっきり厚吹きなので、表面が乾いても磨けません。中までしっかりと乾くまでは置いておきます。

インパネ装着

一方、内装はインパネを取り付けて、上側のロールバーも装着。これで室内周りは一通り出来上がったことになります。で、問題はシートベルトをどうするか、ということ。デカールというのはあまりに質感がないのですが、シートベルトはどこに取り付けられるのか、それらしい場所がないんですよね。よく分からん...

■ 2004/02/20 ■

クリアー吹き

のんびりやっていたデカールですが、やっと貼り終わりました。で、乾燥させてからクリアーを吹きます。競技用車両ではいつもそうですが、こんな大きなデカールを貼ったボディに一気にクリアーを吹くと、縮んだりシワが寄る危険が高いので、まずは軽く全体に吹き付け乾燥。徐々に吹き方を強めて最後にしっかりと、という吹き方にするのですが...今回もそうしたはずが、なんだか気泡が出たり、シワになったり、酷いことになってます。どうにも、下手なんだよなぁ...

■ 2004/02/08 ■

ロールゲージ

まだまだボディの方はあまり変わりありません。でその間に他の部分を着々と進めます。昨日のエンジンに続き、今日はロールゲージです。ランナーから切り離したゲージは、分割のためにつけられた成形ラインを削って黒+銀塗装。所々半ツヤの黒での塗装が指定されている部分は恐らくカーボンなのでしょうが、面倒なので再現せず(そういや、カーボンデカールなんて持っていたなぁ...)。こうして下準備したロールゲージを組み立てます。R33のロールゲージは至ってシンプルな格好のもので、LancerやAccordなんかと似ています。一部、製作途中に曲げてしまった部分は力づくで接着してなんとか形を整えます。でも、あまり歪みすぎていると最後に困ることになるんですけどね。

■ 2004/02/07 ■

エンジン組み立て

ボディの方はデカールを貼りながらボチボチと進んでいるので、それ以外の部分を組み立てます。足回り関連はリアデフが出来上がっているものの、エンジン周りはまだ。ということでエンジン周りをやっつけます。SKYLINEのエンジン、市販車の方はエンジンをそっくり再現できるようになっていますが、競技用のSKYLINEは下から見てそれらしく見える程度の作り。しかも4WDではなくFRなのでドライブシャフトも無い程度のつくりです。構成は簡単で、エンジンブロックにサスペンションのアームを取り付けて、ブレーキディスクの受けを挟み込めばお終い。なぜこんなに時間が掛かったかと言うと、ステアリングのロットのグレー塗装を忘れていたから。手間としては大したことないのですけどね。で、アームにサスペンションを取り付けて出来上がり。R33のエンジン、R34と同じ物なのですが、サスアームなどは随分と形が違います

■ 2004/02/05 ■

デカール開始

前回ボディを吹いたばかりですが、早速デカールです。競技用車両のデカールの貼りこみ作業は911GT1以来、約1年ぶり。相変らずヘタクソです。どうにも苦手なんですよねぇ...曲がるし、シワ寄るし...。まあ、急がず慌てず、ゆっくりと貼って行く予定です。1日1ヶ所、というところでしょうか。

■ 2004/01/27 ■

ボディ塗装エンジンなど

グレーだったボディを塗装しました。競技用車両である今回のSKYLINE、単に色を塗っただけでは終われません。こんなところでもたもたしているわけには行かないのです。このKURE NISMO SKYLINE、ボディカラーは黒に赤いロゴと記憶していたのですが、取説をみる限りどうやらメタリックが入っていたようで、黒10に対して銀1を混ぜろとのこと。TAMIYAの調色指定が全く当てにならないことは経験済みなので、今回はクレオスのメタリックブラックに黒を混ぜてみました。かなり黒くなる...はずだったのですがなんだか中途半端な色に。ま、気にしないで行きましょう。それよりも問題だったのは、作った色がツヤ消しになること。半分くらいは黒だから、ツヤが合っても良さそうなものですが...止むを得ず上からクリアを吹いておきました。

これとは別に、エンジン周りも塗装します。エンジン周り、かなり塗り分けが面倒ですがそれなりに塗装。とにかくマスキング>塗装を繰り返します。画像はありませんが、ロールゲージも同時に塗装。パーツ点数は少ないのですが、面倒な作業が多い、というのが感想かな。

■ 2004/01/21 ■

フロアパネル

あまり動きの無いSKYLINEですが、全くペースが上がりません(^^ゞ。なんともペースが掴めないというか...で、作業を進めるのに必要なフロアパネルを塗装してしまうことにしました。SKYLINEのフロアパネル、競技用車の常で底面も上面も使う仕様になってます。市販車ならバスタブが乗るので結構いい加減に作るところも、競技用車ではそうは行きません。で、SKYLINEの内装ですが指定色はシルバー。あちこちのサイトでJGTC仕様のSKYLINEの内装を見ると、アルミのような、そうでないような雰囲気の金属色で塗られている(?)ようです。で、いつものごとく下地に黒を吹いてからシルバーで塗装。若干重みのある金属っぽい感じに仕上げます。完成するとあまり見えなくなる部分なのでちょっと余計に影を出してみた、というところです。

■ 2004/01/11 ■

リアデフ周り

年が明けて、そろそろKURE NISMO GT-Rの方も手を付けます。大体作業の始めは定番の駆動系からですが、このKURE NISMO GT-Rも例外に漏れず。ドライブシャフトとリアデフ、これを上下からサスアームで挟んで出来上がり。このパーツ、一部がフロアーのパーツと一緒に床を構成するのでそのあたりは色を合わせておいたほうが無難です。取説ではブレーキディスクまで取り付けることになっていますが、ディスクは最終的に角度を見て取り付けるので現状は保留で。色に関しては特に変えた部分も無く、取説通りの色です。

■ 2003/12/29 ■

サフ吹き

成形ラインを削った後、ボディにはサフを吹きます。KURE NISMO GT-Rは黒のボディなのでプラの成形色でも問題は無いのでしょうが、やはり下地をちゃんとしないと良い発色は得られません。また前回削った部分の具合を見るためにもサフ吹きは重要です。全体にサフを吹いてみましたが、これといって問題は無い様子。軽く#1,000のペーパーを当てて全体を均して置きます。ここをちゃんとやっておけば、後々研ぎ出しなどで痛い目に会わずに済みます。

■ 2003/12/18 ■

ごついバンパー

いつも通り、KURE NISMO GT-Rもボディの成型ラインを消すことからはじめます。フロントフェンダーからAピラー、屋根面の縁を通ってCピラー、トランクへと続くのも他の車モデルと同じ。これを#400のペーパーでゴリゴリと削ります。ついでにフロントのボンネット、リアのトランクの溝やら溝類は彫り直し、ペーパーを通して綺麗にしておきます。バンパーも合わせてみました。極悪、というほどにゴツい感じのバンパーです(結構好みだったりして...)。キットには1995年のLeMan仕様のバンパーも入っていましたが、なんというか...普通ですね。

ボディの加工と平行してリアデフ周りのパーツを加工します。JGTCのSKYLINEは市販車と異なりFR駆動。というより、全てが市販車と別物なのでパーツもあまり共通性はなさそうです。リアデフ周りのパーツも成型ラインを削って塗装の準備。半ツヤブラック一色というわけではないので塗装は面倒くさそうです。

■ Prologue ■

来年のHMEに向けてSKYLINEの製作に入った工房ですが、もう一台、作りたかったSKYLINEを見かけて買ってしまいました。KURE NISMO GT-Rは1996年と1997年にJGTCに参戦していたSKYLINEです。1997年はGr.A最盛期の頃にも匹敵する6台のSKYLINEが参戦していました。その中の1台、NISMOが走らせていました。このR33型SKYLINEは当初LeMan参戦のためにLeManのGTの規定に適合する形で作られ、JGTC専用設計というわけではない車です。しかし1997年にNISSANはLeManにR390を参戦させたため、SKYLINEはJGTCの規定に適合するように作り直され1997年前半のJGTCをリードしました(タイトルは結局Castrol TOM'S SUPRAに取られてしまいますが...)。1997年というとNSXがJGTCにデビューした年でもあります。しかし、速いものの結局未勝利。翌年はJTCCが(事実上)終わったこともあって大挙4台のNSXが参戦しますが、勝利は第4戦までお預けという時代でした。KURE NISMO GT-Rで印象的だったのは1997年のGTオールスター戦。日本初オーバルコースでのGTレース(そして今のところ最後のレースでもあります)の際、予選でクラッシュし急遽1996年型の車両を持ち込んだことでしょうか?そもそもこのGTオールスター戦はオーバルにシケイン、という無茶苦茶なレースで、KURE NISMO GT-Rもシケインで接触、フロントを大破させてリタイアという結果でした。ただし、レースはZEXEL SKYLINEが2ヒート制のレースの両方ともをリード。タイトルを取れなかった鬱憤を晴らします。

模型は1996年型のJGTC仕様SKYLINE。ドライバーは鈴木利男/近藤真彦。レースの映像を見る限り黒いボディに赤いロゴが付いているように見えましたが、実は黒はメタリック。黒いボディはあまり得意ではないのですが、頑張って磨けば綺麗になるに違いないと思い挑戦です。ネットで見る限りは綺麗な作例が多いのだから...綺麗になるはずだよね?

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