N's Factory - CarModelStudio

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FERRARI TESTAROSSA(1/24:TAMIYA)

日記をスタートから読む

■ 2003/09/25 ■

これぞFERRARIと言った感のあるTESTAROSSAです特徴あるリア周り

いよいよFERRARIの第2段、TESTAROSSの完成です。念願だったYELLOWのTESTAROSSAもついに仕上げることが出来ました。気が付けばHMEまであと1ヶ月。一応は予定通り、と言ったところでしょうか?残るF50が大幅に遅れているので、なんとかこのあと取り戻したいところです。で、このTESTAROSSA、組み立ては簡単なのですがなにせ細い部品が多いために何度も磨き途中で折ってしまったり、と意外と目立たない部分で苦労のあったモデルになりました。

修正を加えたエンジンフードですが、結局中途半端な閉まり具合になってしまいました。仮組みのときはちゃんと閉まっていたのですが...。エンジンフードについている"FERRARI"のエンブレムやリアのフィンのところに付く跳ね馬のマーク、そしてドアの後ろについている"PININFARINA"のエンブレムは360Modenaのキットから流用。さすがにこのあたりは塗装よりも金属パーツの方が映えます。最後にマフラーカッターをつけて完成。マフラーカッターがちょっと左右でイビツになってしまいましたが、気にしないで行きましょう。

残るF50も頑張って何とか仕上げたいところです。なにせ3台の中ではF50が一番肝心なのですから...

FERRARI TESTAROSSAのガレージへ

■ 2003/09/20 ■

エンジン部分の調整

完成寸前のTESTAROSSAですが、仮組みをしていて問題があることに気がつきました。TESTAROSSAはエンジンのカバーが開くのですが、このまま組み立てるとカバーが完全に閉まりません。原因を調べてみると、エンジンに取り付けてあるパーツが干渉していてエンジンカバーを持ち上げているようです。このパーツの位置を下げるためにパーツを削って高さを低くしたのですが、今度はそのパーツ自体がエンジンと干渉してしまいます。ということで、エンジンと当たる部分を部分的に削って、なんとか収まるようにしました。具体的には画像の中の赤で囲った部分で、エンジンの本体には突起が2つほど出ています。これに干渉しないように、上の部分の黒いパーツのうち、突起に当たる部分を削ってしまいました。これでエンジンの上部に飛び出していた部分はかなり低くなったはず。ボディを取り付けてみると、まだ若干浮いているものの、かなり状況は改善されました。

さて、次回はいよいよ最終回の予定です。

■ 2003/09/15 ■

フィンの中のリアコンビネンションランプ

やっと間違ったクリアパーツの替えが届きました。今度は間違えないように慎重に塗装です。ま、間違ったパーツを横目に見ながら、入念にチェックしたので今回は大丈夫でした。これを09/01の時のパーツに取り付けて、リアに取り付けです。結果的にリアのフィンに隠れてあまりよく見えなくなるのですが、やはり上下逆は目立ちます。これでリア周りもほとんど完了。あとはミラーやらマフラーやら小さいものばかりですが、それが終わるとボディを取り付ける、という最終工程が待っています。

■ 2003/09/05 ■

メッシュの部分も半ツヤ黒の塗装なんだか...陸に上がったハゼみたい...

失敗してしまったクリアパーツはともかく、手をこまねいていても仕方がありません。他に出来る部分から作業を進めます。ボディの黒い部分に半ツヤの黒を吹きましたが、一ヶ所忘れていました。リアのエンジンフード上部、斜めになっている部分にスリット状のルーバーがあります。これもマスキングして吹き付け。なかなか意匠的にポイントになる部分だけに忘れるわけには行きません。これでTESTAROSSAの特徴的なリアビューはほとんど出来上がりです。

TESTAROSSAはライトを開く予定はありませんが、折角パーツとしてついてきたのでリトラクタブルランプの中身も作ってみます。TESTAROSSAのライトはライト閉時の精悍な印象とは異なり、丸目4灯の多少間抜けな顔です。これを取り付けて、一応開くように接着。とはいえ開けた顔は間抜けなのでまず開けることは無いでしょう。

■ 2003/09/01 ■

何か変です...明らかに変です

フロントのクリアパーツに続いて、リアのクリアパーツも取り付けます...何か変です。...間違えました、はい。上下逆さまに塗装しました。本当は赤い部分が下で、オレンジの部分が上です。さすがにここまでしっかり塗ってしまうとどうにもなりません。しかし、このままで作る訳にも行かず...パーツ注文します。(T_T)

■ 2003/08/30 ■

苦手な小物です

さて室内を...なんてことを書きましたが、相変わらずボディワークです。室内の方は主要パーツをインテリアブラックで塗装してあります。あとは組み合わせるだけ。で、ボディの方にはクリアパーツを取り付けます。TESTAROSSAははちょっと古いFerrariの顔で、中央のグリルの左右にランプ関連の大きなクリアパーツが付きます。これもいつものようにスモークを軽く吹いて重みを出してから、端の部分にクリアーオレンジ。これらの作業は全て裏側からです。そしてTESTAROSSAの場合は表面の凹モールドに墨入れしてから表面をコンパウンドで磨きます。こうすると墨入れではみ出た塗料を削れるし、クリアパーツ自体も綺麗になるという一石二鳥の手順です。

これでボディワークの方はほとんど上がりかな?小さいものをこつこつと何とかしなければならないのが辛いところです。

■ 2003/08/23 ■

やっぱり締まりますね

次は内装みたいなことを書きましたが、ボディの続きです。窓周り他主要な部分に黒を吹いて見ました。やはりこれをしないと締まりませんね。いつも通り、窓枠などの部分を残して厳重にマスキング。MODELER'Sの半ツヤブラックを吹いて出来上がり。だいぶ雰囲気は良くなりました。

■ 2003/08/22 ■

ボディがやっと仕上がり

随分と開いちゃいましたねぇ。サボっていたわけではなくて、何度も手直ししてました。TESTAROSSAのボディ、ご存知の通り細い部分がとても多いのです。で、これらを間違って折っちゃったり、角を出してしまったり...要はTESTAROSSAのボディはとても磨きにくいわけで、修正した個所は数知れず...。本当はまだ多少手を加えたいのですが、この辺で仕上がりとします。これから内装を仕上げて...いつになるんだか。

■ 2003/07/30 ■

やっとエンジンをマウントしましたボディもクリアを吹いてます

TESTAROSSAはボディとエンジンの製作が進んでいたのですが、シャシーの方はあまり作っていなかったせいもあり、エンジンがマウントできない状況が続いていました。TESTAROSSAのシャシーのパーツはボディ側面下部を兼ねているため、ここを黄色に塗らねば全体的な塗装が行えません。ということで、ボディと同時に塗装を進め、塗り上がりを待ってエンジンをマウントします。基本的にはMYTHOSと同様。当然ですが、シャシーの形状もよく似ています。エンジン取り付け後はフレームを取り付けてエンジンを固定。これでTESTAROSSAの特徴のミドシップ搭載エンジンがエンジンフード越しに見えるようになりました。

一方、ボディはクリア掛け途中。とりあえずはコンパウンドで表面のガサガサを取る程度にとどめ、まだ艶を出すまでには至っていません。このTESTAROSSAのボディ、いたるところにルーバー状のフィンがあるため、なかなか磨くのが苦戦しそうです。

■ 2003/07/24 ■

インテリアも製作

ボディのほうは相変わらず。クリアを吹き始めていますが、絵にならないので省略します(磨いている絵なんて、見ても仕方が無いでしょう?)。ボディばかり作っていても進まないので、インテリアのほうも作ります。TESTAROSSAはボディが黄色ということで、インテリアは黒で統一します。いえ、決してサボったのではなくて色合いですよ、色合い。黄色のボディにタンのインテリアだと、締まらないと思いませんか?(いえ、思わなくても良いのですが...)一部ボディカラーと同じくなる部分をマスクした後で、得意のインテリアブラックを一吹き。便利な色です>インテリアブラック。

■ 2003/07/06 ■

ボディ塗装2回目

画像的には何も変わってません。単にボディカラーのイエローの2度目の塗装が終わった、ということで。画像では分かりませんが、イエローも重ねると大分色味が良くなってきました。隠蔽力が弱い色だけに、何度にも分けてじっくり吹いたほうが良いようです。下地は成形色に関係なしでベースホワイトを吹き重ねて、しっかりと抑えたはずなのですが、下回りの黄色だけが若干色が違います。もう少し吹き重ねて色を合わせねば。

■ 2003/07/01 ■

ボディ塗装

いよいよTESTAROSSAもボディの塗装に入ります。過去に作ったModenaと同じ、AutoColorのItalianYellowのスプレーから色を抜きます。過去には暴発事故など大変なことが起きましたが、今回は過去の反省を踏まえ慎重に作業を行います。まず塗料を抜くビンに先に溶剤を入れておきます。そこにストローを使って塗料を抜きます。この時、溶剤に落ちた途端、泡がでますので、一気に大量に塗料を抜くと不幸な事故が再発します。もともとスプレーに入っていた塗料ですからあまり薄めないでもハンドピースで吹けそうな気がしますが、2倍くらいに薄めないと糸を引く恐れがあります。で、抜いた塗料は長期間放置。たまにビンを振ってガス抜きをします。この時も慎重に作業をしないと不幸な事故がおきます(笑)。

一方、TESTAROSSAのボディはしっかりとベースホワイトで下地を作ります。TESTAROSSAの特長とも言えるドアサイドのフィンのところには黒い支柱(?)が入ります。ボディカラーを吹き終えてからここを塗装する方法もあるのでしょうが、うまく塗り分ける自信が無いので先に半艶の黒を吹いておきマスキング。これをクリアーが終わるまで続けます。果たしてうまくいくかどうかは分かりません。これで全体をItalianYellowで塗装。ボディサイド、ドアの下の部分は黒に塗るように指示されていますが、無視してこれもItalianYellowで塗装します。一度目は多少薄めで塗装完了。黄色系の色は隠蔽力が弱いので何度も吹く必要があります。ということは、それだけ塗料を何度も抜かねばならない、ということですね。

■ 2003/06/24 ■

フロントサス組み立て

他の2台はそれでもなにやかにやと作られているのですが、TESTAROSSAは停滞中。というのもボディカラーがイエローなので、しっかりとハンドピースを洗ってから吹きたいからです。ただ、その間なにもしないというのもなんなのでフロント周りを組み立てました。この部分もMTYHOSと同一なので2個作成することになります。フロント周りの部分、大騒ぎするほどのものでもなく単にサスペンションのアッパーアームとロアーアームを構成する部品で左右のブレーキ受けの部品を挟めば出来上がり。なんと言うことはありません。

■ 2003/06/08 ■

サス周り組み込み

同一工程のMYTHOSはボディの塗装に入りましたがTESTAROSSAは未だにエンジンをいじってます。今回はサスアームを組んで、リアサスペンション、ドライブシャフトを組み込みました。過去にTESTAROSSAを作ったときにはリアサスペンションの塗装を間違え、サスの下部ではなくスプリングを赤く塗っていました。ま、そんなこともあるということで...

■ 2003/05/31 ■

えー、まだ生きてます(笑)。模型もやめてません。ずいぶんと更新が滞っていましたが、模型作成以外のことが原因です。データの入ったUSBメモリを洗濯したり、HDDが壊れたり、仕事が忙しかったり、etc.etc...

エンジン完成

これまではMYTHOSと同一の工程を経ていたTESTAROSSAですが、そろそろ作業は袂を分かつことになります。TESTARSSAですが、エンジンはほぼ仕上がっています。エアチャンバーを取り付けたあとはベルトを無理やりマスキングして塗り分け。早い話がマスキングテープを1mmくらいの幅に切って、ピンセットで貼り付けます。1枚だけだと不安なので、3層ぐらい重ねれば何とかなるもんです。丸い部分はテンプレートでマスキングテープに円を描いて切り抜き。これを貼り付けます。多少のサイズの違いは爪楊枝で押し付ければ何とかなるもんです(笑)。で、ベルトを取り付けてからエンジン自体をシャシーにマウント。これに排気管類を取り付けてしまえばエンジン周りは完成したも同然。画像には写っていませんが、排気管周りはお約束の焼色塗装です。今後はこれに駆動系とブレーキ周りを取り付ければリアセクションは完成になります。と、ここまではエンジンばかりでしたが、そろそろボディ周りもやっていきましょう。画像はありませんがそろそろボディの下地を終えることが出来そうです。

■ 2003/05/10 ■

エアチャンバー取付け

ちょっと中抜けしましたが、エンジンの組み立ての続きです。前回、カムカバーを赤く塗りましたが、エアチャンバーも一部赤く塗られます(この部分とカムカバーの赤を混同していた恐れあり...)。実車の画像では妙に白い金属の雰囲気がありますが、そんな雰囲気で作ると模型では軽くなりすぎるので却下。やっぱり下地黒+シルバーで塗装します。これをエンジン丈夫に取り付けて完成。下側にはメタリックブルーで塗装したオイルエレメント(?)を取り付けます。次はベルト類なのですが、どう塗り分けるか考え中。

■ 2003/05/05 ■

エンジンブロックの赤ヘッド

昨日の日記の画像を見て、鋭い人はお気づきかもしれませんが間違いがあります。"TESTAROSSA"というくらいなのに、なぜかエンジンのカムカバーをシルバーで塗装しています。はい、思いっきり間違えました。一体、私はエンジンの何処を赤く塗るつもりだったのでしょか?早速修正です。実はエンジンのカムカバーの部品は赤のプラスチックで成型されていて、「なんでこんな余計なことを...」と思いながら下地に赤のヌケを防ぐ意味でシルバーを吹き、下地の表現で黒を吹き、さらに荒くシルバーを吹き、とここまで進めて「あれ?ここってもしかして赤じゃ...」と気がつきイタリアンレッドを吹いた次第。なんともちと冴えない赤になってしまいました。エンジン周りだからこんな色なんじゃないかな?と思い直している次第。どちらにせよ、車載すればそんなに見えなくなる部分のはず...そかな?

■ 2003/05/04 ■

エンジンブロック

TESTAROSSAとMYTHOSはシャシーを共有する車です。基本的にエンジンやサスペンション周りは共通の部品となります。キットの方もパーツの構成は同一ということで、これからTESTAROSSAとMYTHOSの日記はかなりの部分で同一になると思われます。TESTAROSSAとMYTHOSのエンジンですが180°V型12気筒というエンジンで、エンジンブロックもかなり巨大なものとなります。とはいえ、模型では大きくても小さくてもパーツは2つ。上下で張り合わせて下地につや消しの黒を吹きます。その上からシルバーを吹く、というPORCSHE911GT1の時に使った方法と同一です。これでエンジンブロックに重みが出れば成功。少し黒いくらいが良いかもしれません。

■ 2003/04/30 ■

素組み、なんて書きましたけどせめて色くらいは何か変えたいものです。FERRARIを3台も作るのですから、全て赤では芸がありません。ということと、先日見た雑誌に出ていたTESTAROSSAがあまりに綺麗だったので、TESTAROSSAは黄色にします。黄色の車は工房でも過去に360MODENANew Beetleなど多数作っていることから、得意な色と思われがち(誰に?)ですが、これらと違って今回のTESTAROSSAは多少厄介です。というのもボディの成型色が赤なのです。赤のプラスチックは過去にPRELUDEで問題だったように、いかにサフを吹こうとも浮き出てきます。そのくせ赤い塗料は隠ぺい力が薄いという厄介な色です。PRELUDEでは貴重な教訓として下地を吹くことで成型色を抑えることが出来る、ということを学びました。今回はこの教訓を生かし、下地にシルバーを吹いておきます(PRELUDEの製作はこの問題のため、現在ストップしています)。

全身シルバー

まず基本的に成型時に入ったラインを#400で削り取ります。いつも通りバンパーの左右からフェンダー、屋根、そしてリアバンパーへとラインが入っています。また古いモデルなのでウインドウ周りに多少のバリが残っています。他にリトラクタブルライトなのでライトのハッチ周りにもバリが...。これらを全て削り取ります。リアタイヤの前に、恐らくは"PININFARINA"の銘が入るであろう四角い突起がありますが、取説ではシルバーで塗るだけのようなので削り取ります。同様にリアのエンジンフード上にモールドされている"FERRARI"の文字も塗り分けれっこないので削り取り。すっきりとしたボディにします。またFERRARIにナンバーは似合わないと思うのでフロントバンパー下部にあるナンバー取り付け用の突起も削り取り、リアは穴を埋めます。この状態で後は全体にシルバーを吹きます。表裏とも、後から問題になりそうな部分は全て塗装。このあと、下地のサフを吹きます。

■ Prologue ■

MidshipとなったFERRARIの中でももっとも有名なものといえば、TESTAROSSAの名前が挙がるでしょう。主宰くらいの歳の人であればFERRARIと聞いてTESTAROSSAを思い浮かべる人も多いはずです(実はそれ以上にLamborghiniに影響されている世代ですが...)。12気筒、5リッターというモンスターマシンはFERRARIの旗艦として長い間君臨してきました。さらに強烈なF40というスーパーカーがあったものの、やはりこの時代のFERRARIの旗艦はTESTAROSSAでしょう。全幅約2メートルという巨体から発せられるオーラは別格の美しさがありました。

今回、当工房ではTESTAROSSAの他にMYTHOS by PININFARINAF50とFERRARI3台を製作するという暴挙に出ましたが、これは今年のHMEの企画展示に向けてのことです。当工房が音頭を取りまして"La Festa Rossa"と題した企画展示を行います。MYTHOS同様TESTAROSSAも過去に一度、製作したことがあるもののあまりに見っとも無い出来で、再度挑戦したいと考えていたモデルのひとつです。"FERRARI"というお題にかこつけて挑戦することにしました。TESTAROSSAはTAMIYAから長いこと発売されていたモデルだけに至る所で作例を目にする機会があります。また、それらは本当に綺麗に作られたモデルばかりなのでそれらを手本に、すこしでも近づけるよう頑張りたいと思います。もちろん、今回も当工房の得意な(?)"素組み"です。

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