N's Factory - CarModelStudio

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BRAUN TYRRELL HONDA 020 (1/20:TAMIYA)

■ 2001/11/01 ■

完成!#3が中嶋、#4がモデナ今のFomulaに比べて華奢なコクピット周りへんてこな羽根

前回の日記で書いた通り、Tyrrellは雨天用のランプを付けて完成となりました。...にしては完成するまでにずいぶんと時間がかかってしまいました。何してたんだろ...

実はTyrrellは2台です。だって1991年にTyrrellチームからは2台の020が出走していたでしょ?ということで#3中島と#4モデナの2台を同時作業で作っていました。この2台、同じ時期に同じ作業をして完成した双子の車です。Fomula-1のマシンって、後ろから見るとなんとなく儚げに見えるでしょ?その雰囲気が好きです。いつ壊れてもおかしくない、そんな感じが90年代前半のFomulaにはあるような気がします。このころのFomulaのタイヤには溝はありません。それどころかタイヤメーカーがGoodyearとPIRELLIです。そういえばPIRELLIのせいでTyrrellが遅いんだ、とかという話があったとかないとか...

さて、なんだかんだ言って、Tyrrellは結局9ヶ月もかかってしまいました。が、大作という訳ではなく、むしろ失敗作に近いと思っています。製作途中で自分自身の模型の作り方が変わったこと、製作の方針がしっかりしていなかった(リアルに作りこむのか、雰囲気を出すことを目指すのか)ことなども影響を与えて、決して満足の行く出来とはなりませんでした。Fomulaの作り方が予想以上に難しいこと、デカールやクリアなど考えるところも結構あり、失敗も数多く起こしました。逆にそれらのお陰で他の模型に万全の体制で望めた、ということもありますがTyrrellにはすまないことをしていました。さて、当分Fomulaを作ることは無いと思いますが、すでにストックの中に1台、Fomulaがあります。いつになったら作るんだろう?

■ 2001/10/08 ■

ミラーを取り付けました。

Tyrrellを楽しみにしていた方、ごめんなさい。完全に飽きてました。Fomulaは奥が深いです。私のような若輩が簡単に手を出せるようなものではないですね。約1月ほどほったらかしにしていましたが完成させます。もう残すパーツも少ないので、完成まであと少しです。残りのパーツは雨天用のテールランプくらいのものです。出来としてはいまいちになってしまいましたが、次回あたりは最終報告になりそうです。

■ 2001/08/26 ■

ステアリング装着エンジン周り

1月ぶりのご無沙汰でした、Tyrrellです。といってもこの1月の間、何もしていなかったわけではなくって特に日記にするようなことがなかったんです。順当にパーツの切り出し>整形>塗装>取り付け、という工程を繰り返してました。次回あたりには全体の姿をお見せできると思いますが、Fomulaとしての形は一応組みあがりつつあります。まだミラーや雨天用のランプなど、細部は出来ていませんが、タイヤも取り付き車に見えます。エンジン周りは結局、ほとんど素組みになりました。せいぜい改造点といえばサスペンションのバネをそれらしく金属製にした、というくらいでしょうか。下地のアルミホイルの貼り方がなってないので、あまり見られたくない場所ですね。25日にTyrrellチームのオーナーであったケン・ティレル氏が亡くなられました。享年77歳だったそうです。Tyrrellチームといえば、中嶋、右京など日本人が在籍したチームとして日本人とも馴染みの深いチームでした。ケン・ティレル氏の冥福をお祈りいたします。

■ 2001/07/29 ■

タイヤのライン消し"PIRELLI"ステッカー

いよいよタイヤのラインを消す作業に着手しようとしていたのですが、扇風機の調達にてこずって、全然作業をしてませんでした。意外と今年は扇風機が活躍しているので、他の用途には転用しにくかったんです。涼むために使っている扇風機を模型のタイヤ削りには使いにくいですよねぇ...。"扇風機リューター"の使い方については別ページに譲るとして、今回の出来栄えですが...どうでしょう?なかなか綺麗にラインが消えていると思うんですけど。続いて"PIRELLI"のステッカーですが、キットが古くなっているのか、なかなか貼れません。なんだかステッカーが硬くなっているみたいです。時間がだいぶかかりそうです。

■ 2001/07/11 ■

研ぎ出し

さて、クリアも乾いたころなので早速研ぎ出しに入ります。研ぎ出しではTAMIYAのFINISHING ABRASIVESが大活躍です。#1200>#1500>#2000という順序で次第に目の細かいもので研いで行くのですが、大体の勝負は#1200で決まります。これより細かい目ではなかなかクリアの層を研いで均すまでやるのは大変です。#1200でゆっくりと力を抜いて撫でるように均します。へたに力を入れると角などを削ってしまいますから、とにかく時間をかけてゆっくりと研ぎ出します。クリアを削っているうちは白い粉が出てきます。もしボディカラーが混じったらアウトです。次の#1500や#2000は前の段階のキズを消すのが目的ですから、同じように力を抜いて均すことを心がけます。全体的に均したら、最後にコンパウンドで磨きます。コンパウンドはケチらないようにします。何度も同じところを磨いていると、次第にククッと指に感触が伝わってきます。そうなるとしめたもので、つやが出てきます。ここでもあまり磨き過ぎないようにしましょう。で、画像が作例なのですが、どうですか?"BRAUN"の文字が移りこんでいるのが見えます?

■ 2001/07/04 ■

クリア塗装(1回目)

デカールもほとんど貼りあがりましたので、いよいよクリアー塗装です。これでかなり模型の方にも雰囲気が出てきます。カーモデル作りの醍醐味ですね。クリアーは大体3〜4回吹くのですが、とにかく一気に吹かないと駄目です。特に競技用車の場合、クリアーでデカールを押さえてしまいますので、私は垂れない程度に厚めに吹きます。こうすると研ぎ出しのときもデカールを削らないか心配しないですみますし...。今のところ、クリアーは1度目の吹き付けを行った段階です。Mr.SUPER CLEARを使っているのですが、使用上の注意には"スライドマークを貼った上から吹き付けないで下さい。"と書いてます。でも、いつも気にしないで使ってます。今のところデカールがやられたことはないですし...どうなんでしょ?

■ 2001/06/25 ■

ノーズのステッカーデカールほとんど貼りあがり

時間がかかっていますが、大体デカールを貼り終えました。ガンメタ一色の地味なボディがデカールを張ると競技用車らしくなってくるから不思議なものです。このTYRRELL HONDA 020はボディ全体を白と赤のラインが回っていますが、こうなるとさすがに曲がらず、歪まずに貼るのは至難の技です。私の場合も多少歪んでしまいましたが...あまり気にしないことにしましょう。特にノーズの先端部分は非常に細かいのであまりうまく行ってません。クリアを吹いてみて、どのようになるのか...これからが勝負といったところでしょうか?

■ 2001/06/18 ■

塗料が溶けて滲んだデカール(縁の白い部分)

やっちまいました。ステッカー貼りは結構好調だったのに...。一通りステッカーは貼り終えまして、表面のコートを行っていたのですが、見事に塗料が溶け出しました。いつもの光沢のトップコートならこんな風になったこと無いのになぁ...。実はリアウイング廻りは半光沢の仕上げです。で、初めて半光沢のトップコートを吹いてみたのですが...ご覧の通り、見事に塗料が溶け出して滲んでしまいました。惨め...

かなり醜い状況になってます。どうしようか...パーツで頼むか、修復するか...いずれにせよ頭の痛い状態です。

■ 2001/06/16 ■

コクピット周り現状

前回書いた通り、デカール張りは楽しい反面、枚数が多いので非常に時間がかかります。マークソフターでデカールを押さえつけるのですが、ソフターが乾くまで、下手に触るとデカールがぐしゃぐしゃになり使い物になりません。今まで何度も失敗しているので今回は慎重に行きます。ということで、一日に2〜3箇所貼るのが精一杯です。ボディ全体に回る白と赤のラインはコクピット周りとエンジンカウルに貼るものが一枚で形成されています。なので、貼った後にカッターで切れ込みを入れて分けられるようにします。

さて、TYRRELL HONDA 020はまだまだ時間が掛かりそうです。

■ 2001/06/11 ■

カウルの仮押さえリアウイングの"BRAUN"マーク

全然更新できませんでした。忘れていたわけではありません。家のコンピュータが壊れまして、データが全部吹き飛んでしまいました。(;_;)Windows98が心の底から嫌いになりました。バックアップがいかに重要か、ということを身をもって経験したのですが、未だに完全修復なりません。更に作業が全然進んでいなかったので、こんなことになってしまいました。

前回、ステッカー張りを予告しましたが、予告どおりステッカーです。競技用車を作っていて、一番楽しい瞬間でもあります。TYRRELL HONDA 020は白と赤のラインが全体を巻くように入ります。そして大きく"BRAUN"と入るわけですが、まずこのラインを張ります。これをベースに各ロゴの位置を決めていきます。ラインですが、コクピット周りからエンジンカウルに渡って張ることになりますので、テープでしっかりとアンダートレイに留めます。これがずれると最終的にラインがずれてしまうと言うことになりますので、しっかりと付けます。デカールの貼り付け自体はいつも通り、たっぷりとマークソフターを塗りつけてしっかりと貼り付けるわけですが、ラインのように特に面積が大きいものは空気抜きの穴をしっかりと開けておきます。

リアウイングのデカールも同時に作業に入ります。ここはセミグロスの黒で仕上げる予定なので、デカール貼り付け後は半光沢のトップコートでデカールの艶を抑える予定です。デカールの数が数なので、貼り付けにはかなりの時間がかかりそうです。

■ 2001/05/29 ■

本塗装完了

ボディーの下地が出来上がったので、いよいよ本塗装に入ります。前に少しだけ書きましたが、指示されているTS-42 Light Gun Metalは色が薄すぎるため、X-10 Gun Metalで塗装します。この時、フロントウイングの翼端板の外側は白になるので塗らずにおきます。エアブラシでの塗装では、ほとんど表面が荒れないので、軽く擦る程度の処理で済んでしまいます。これで次回から、いよいよデカール貼りに入ります。

■ 2001/05/19 ■

フロントウイング

加工の流れから、今回はフロントウイングを作成しました。TYRRELL HONDA 020といえばこのフロントウイング、というくらいに有名な形をしたフロント周りです。以前、フロントのノーズ下部とメインとなるパーツを組み合わせ、パテで接合ラインを整形したのですが、今回はサイドの翼端板とフロントウイングの後方にある、もう一枚のウイングの整形と下地処理です。

この時代のFormula-1は鋭角的なフロントノーズのものがほとんどですが、Tyrrellの場合、上から見た姿はほとんど四角と言えるような状態です。先端が尖っているイメージが強いのですが、意外にも鋭くはないです。翼端板と組み合わせて、得意の溶きパテで下地を作ります。一方、もう一枚のウイングは仕上がりの色が白になります。ということで、ほかのフロントノーズのパーツとは別に、BaseWhiteで下地処理をします。組み合わせてみたのが上の画像です。とにかく今は、ボディカラーを吹くためにひたすらパーツの下地処理ばかりです。

■ 2001/05/12 ■

サスペンションコクピット周り現状

前回、加工方法を紹介したサスペンションですが、塗装後取り付けるとこんな感じになりました。効果があったんだか、なかったんだか...微妙ですが、ま、取りあえずリアリティは増した感じがします。

これで懸案だったリアのエンジン周りの工作はほとんど全て完了です。パイピングをしたり、追加パーツを付けるなどして作りこむ方法もあるのでしょうが、資料が全然手許にないのと、サスペンションを直しただけで満足してしまったので、この位にしようと思います。むしろ、外装で勝負!(<大言壮語...いいのか、こんなこと言って)

さて、もうひとつの加工、コクピット周りですが、やっと接合ラインの溝を埋め終わりました。パテ盛り>削りとやって見たのですが、意外とパテに泡が浮いて満足な結果が得られなかったので、再度、溶パテを塗って#1000のペーパーで削ってみるとかなり良い表面になりました。ここまでくれば、次回はいよいよボディの塗装に入れそうです。

■ 2001/05/08 ■

サスペンション (左)改造後/(右)改造前

コクピットと並行してエンジンも作成していますが、いよいよエンジンと一体のリアサスペンション部分の作成に入ります。ここで気になっていたのがリアサスペンションのスプリング。ほかのWebpageでも多数紹介されていますが、市販のスプリングを利用して作り変えてみました。多くの車で一体で表現されているスプリングですが、やはり一体整形ではあまりらしく見えません。利用したのはWAVEから発売されているA-SPRINGのNo-4というものです。これは0.4mmの針金を4.0mmの径で巻いたものです。本当はもう一回り径の小さいNo-3というものを使いたがったのですが、サスペンションの芯材として使ったプラ棒(2.0mm)がなぜか通らず、やむなくNo-4を使いました。しかし、考えてみると通らないと言ってもわずかの違いですから、プラ棒を削ればよかったかも...

単に元のサスペンションのパーツのばねの部分を切り取り、プラ棒を芯にバネを入れれば出来あがり、ですが強度に不安があるので0.5mmの洋白線を通しておきます。ところで何故"洋白線"というのでしょう?ご存知の方、いらっしゃいます?結果は画像の通り、なんとなくらしい感じになります。工作としてはそんなに手間のかかる物では無いのでやってみることをオススメします。

■ 2001/05/04 ■

コクピット付近を塗装

前回の続きですが、さてどう作ったものか...接着した部分を埋めないと塗装ができないが、埋めるためには塗装をする必要がある...とんでもないジレンマです。どうやって作るんでしょうかね?止むを得ないので、まず部分的に塗装します。そしてシート組み込み後、マスキングをして接着部分をパテ埋め>成型後塗装、という工程で作業を進めます。

画像はカウル部分を塗った物で、まだ接着していません。接着後、パテ埋めをして中央部の接着後を消します。コクピット周りをテープで覆って、本塗装を行う予定です...。すごい手間が掛かりますね。

■ 2001/05/03 ■

GW、皆様どうお過ごしでしょうか?私はどこにも行かずのんびりとしており ます...模型作ろう。

シートシート組み合わせの図(左右にあるのがカウル)

長らく作業が出来ない状態でしたが、多少余裕が出てきたので作業再開です。前回まではエンジンのほうを作っていたのですが、今回はコクピット周りです。といってもそんなに大げさな作業があるわけではなくて、いつも通りMODELER'SのINTERIOR BLACKを吹き付けます。シートにはベルトが凸モールドで表現されていますが、これを塗るようなことはしません。上手い人ならばこれを削りとって、別な表現でベルトを作るのでしょうけれど、私にはそんな技術は無いのでモールドの上にMODELER'Sのシートベルトのパーツを貼ってしまうことにしました。金具類は塗装です。ヨタハチの時ほどでは無いですが、それなりに雰囲気が出ているので良しとします。ヘッドレストの付いているボード状のパーツは一部ボディカラーで塗装しなければなりません。説明書ではTS-42 Light Gun Metalがボディカラーとして指定されていますが、以前使った感じではあまりに色が薄すぎる、といった感じでした。よって今回はX-10 Gun Metalをボディカラーとして吹きつけてみます。

というところで、問題が発生。シートはこの後でカウルのパーツで挟み込みます(画像参照)。しかしこれでは、そのままボディカラーを吹くとシート他にボディカラーがかかってしまいます。かと言ってマスキングすると、剥がせそうにありません。またヘッドレスト近辺はマスキングをどうやったら良いのか...?箱車と違い、Formulaは組み立てと塗装の工程をよく考えないと、とんでもないハマリになるようです。

■ 2001/04/23 ■

4月は多忙につき、ほとんど模型を作れませんでした。(;_;)エンジン廻り

いつの間にやら10,000アクセスも達成したというのに、なーんにもなしの寂しい状態になってしまいました。連休明けまでこの忙しさは続く予定ですが...たまに暇を見ての模型づくりです。

Tyrrellは未だにエンジン廻りの作成です。ボディカウルも作ってはいるのですが、箱車と違ってボディのパーツが多く、組み合わせてから塗装する必要があるので、下地づくりも容易ではありません。今回のエンジンにも一部、ボディと絡む部分がありますが、まだ下地作りの最中です。

さてエンジンですが、大きいところではエギゾーストのパイプを塗装しました。説明書ではX-11 Chrome Silver : 1 + X-12 Gold leaf : 1となっていますが、これは 10年近い前の模型のせいでしょう。先人の苦労を偲びつつ、X-31 Titanum Goldを使います。が、ただ塗っただけではあまりにも嘘臭いので、隙間にエナメル塗料のXF-1 Flat Blackを流し込みます。また、管自体も焼けているので、Clear OrangeとClear Blueを混ぜた物を薄く塗っています。このとき、シミが出来ないように気をつけましょう。これで何となく管が焼けたような跡に見えます。サスペンションアームはMODELER'SのB-05 SEMI FLAT BLACKで吹いて取り付けです。

■ 2001/04/16 ■

すごい久しぶりの更新です。あまりの忙しさに全然模型は作ってませんでした。(爆)

エンジン廻りおよびエギゾースト

いままではカウルやサスペンションアームの成形と地味なところばかりやってましたので、今回はちょっと変わって楽しいところを作りたいと思います。ということで、今回はエンジン廻りを作ってみました。といってもパーツにして5パーツ。張り合わせるだけと言えばそれまでですが...

今回、特筆すべきことが2つあります。1つは使う色を変えたこと。いままで黒はTAMIYAのX-18 Semi Gross Blackを使うことが多かったのですが、再三書いてきたようにいつも色が変わってしまってあまり使い勝手の良い色ではありませんでした。それで、以前薦められたことのあるMODELER'SのB-05 SEMI FLAT BLACKに使う色を切り替えました。こっちはなかなかいい感じです。もちろんアクリルとラッカーという違いがあるので、当然といえば当然ですが...もう1つはエンジンに書かれた"HONDA"のロゴ。シルバーのロゴが入って格好良いんですが、こんな細かい字、どうやって書けっていうんでしょうか?いろいろ試してみたのですが、結局爪楊枝で書くのが一番良いようです。

■ 2001/04/05 ■

さて...気を取り直して。

カウル下地処理

昨日は塗装で思わぬ(?)失敗をしでかしましたが、飽きもせずに再び塗装です。今回は溶きパテを薄めて吹いてみました。...いえ、ヤケになっているわけではないんですよ(汗)。普段は下地処理に白のサーフェサーを使っているのですが、ここんところ気に入っている溶きパテ(Mr.SURFACER 1000)を見ていたら「これ、なんとか吹けないかなぁ...」などと考えついたので、早速吹いてみました。わ〜くすさんのところで聞いてみると「粘度が高いと糸を引くから、ジャブジャブに溶いた方がいいよ」との返事をいただいたので、ジャブジャブに溶いてから吹き付けです。

前回は薄めすぎで失敗しましたが、ジャブジャブに溶く方が良い、との情報だったのでだいたい2倍くらいに薄めてみました。吹いてみるとSEMI GLOSS BLACKの時よりはだいぶ良い感じです。若干、垂れ気味だった物の、なんとか波紋にならずにパテが載ってくれました。カウル脇のパーツを取り付けた部分の継ぎ目も分からないくらいに消えているので、これは成功でしょう。

■ 2001/04/04 ■

修理に出していたエアブラシがやっと直って帰ってきました。ということで久しぶりに塗装してみました。前にも書きましたが、TAMIYAのX-18 SEMI GLOSS BLACKは、私が下手なのか筆で塗るとなぜかいつも色が違います。ということで、私はSEMI GLOSS BLACKだけは絶対にエアブラシと決めています。

塗装に斑点状のむらが...

今回もエアブラシで、サスペンションアームとアンダートレイを塗装してみました。が...

明らかに薄めすぎました(爆)。なにせ吹き付ける度にポタリ、ポタリと塗料がしたたり落ちてましたし...(<じゃあ、塗装止めろよ)沢山塗料を作ったので、ついつい惜しくなって吹いてしまいましたけど、こりゃダメですね、やり直しです。トホホ....

■ 2001/04/01 ■

カウルの現状

相変わらず、お見せできる画像がほとんどありません。かなり痛いところですね...反省です。現在のところ、まだカウルに苦戦しています。パテを盛って>削る、の繰り返しですが、なんとなく上手い形にならないですね。普段パテなんか使っていないので、どうもパテを使うのが上手くありません。ついでに削ると大量の削りカスが出てきて、ちょっと削ると作業は中断>掃除になります。あまり、部屋の他の部分が汚れていないと良いんですけど。

カウル以外に、フロントウイング廻りも作成を始めました。またもやパテ盛りです。TAMIYAなんだけれど、意外とパーツの合いが良くないなぁ、などと思ったりしますが、よく考えてみれば10年も前のキットです。と考えると驚異的な出来のキットだったりしますが、やっぱりちょっとトホホ...かな。

■ 2001/03/28 ■

サイドの切り欠きにパテ盛り溶きパテ増し打ち?

相変わらず、未だにパーツの成形が続いています。サスペンションのアーム類は削り終えて、ボディカウルの成形に入りました。カウルですがサイドポンツーンのサイドに一部、切り欠きがあります。ここは別パーツになっているので、車のキットとしては珍しくパテを盛ってやる必要があります。普段は箱車ばかり作っているので、まずボディでパテを盛ることはないのですが、Fomulaの場合、以外とこういう工作は多いかもしれませんね。

このカウルのパーツはランナーから切り離す際、完成しても見える位置に切りとりったあとが来ます。となるといかに慎重に切り離しても切り取り跡が見えてしまうので、ランナーから切り離したあと、金属ヤスリで思いっきり削ります。画像の白っぽく見える部分は金属ヤスリで削った跡を埋めるための溶きパテを塗った部分です。

アンダートレイも切り離し、加工します。加工と言うほど大げさな物ではないのですが、トレイの端がプラスチックの成型跡でめくれているようになっている部分をカッターにて削ぐ>やする、という例の方法で綺麗にします。また成形状の都合で出来た丸い跡に溶きパテを塗って削り、平滑にします。

とまあ、こんな具合で作業が進んでいます。

■ 2001/03/20 ■

リアサスペンションアーム(上下)

パーツの洗浄を終えて、さっそく加工に入ります。Formulaの場合、箱物とは大きく異なりボディの処理は作りながらになります。それに先だって各パーツの下準備をしておいた方が作業の効率は良さそうです。ということで今回はサスペンションアームの加工です。

模型では細長い棒状のパーツ(Formulaのサスペンションアーム、Rally carのロールバーなど)は方の都合上どうしても真ん中に成形ラインが残ります。これをそのままにしておくととてもみっともないので、まずこれを削ります。今回はデザインカッターの刃を立てて、削ぎ落とすように削った後、耐水ペーパー(#500)でやすりました。次に所々に見られる丸い跡(成形上、出来るんでしたっけ?)を埋めます。パテを塗って、乾燥後に削ります。そんなに深い跡ではないので溶きパテを塗る程度で十分なはずです。

どうしても製作に先立って、こんな地味な作業が続きます。たぶん、次回もなにか削っているかも...

■ 2001/03/19 ■

キットの製作はいつも通りまず洗うことから始めます。キットは3つに分かれています。箱車とちがってボディが複数のパーツに分かれているのも、Formula-1のキットの特徴といえるでしょうか?パーツの継ぎ目を消す必要が出てくるわけです。また、サスペンションアームのパーツは若干柔らかめのパーツで構成されています。以前作ったときには、このパーツがずれてしまい、結果的に車体が傾きシャシーが地面に着く、というFormula-1の作り方としてはもっともみっともないことになってしまいました。今回はこのあたりに注意して製作したい、と志の低いことを考えています。

ところで、昨日のFormula-1 Round.2、いかがでした?Ferrariの圧勝はともかく、私期待のJordanは、序盤トップを走るものの、残念ながら次々とパスされ、結果的に4位-8位。うーん、まだトップとは力の差がありますね。それはともかくArrowsには負けてほしくない...

■ Prologue ■

工房の新しいお題は"Formula-1"ということで、往年の名車(?)BRAUN TYRRELL HONDA 020です。もう説明の必要もありませんが、中嶋悟が乗った最後の車で、1991年にTyrrellチームから参戦しています。ちなみに1991年はシューマッハがスパで衝撃のデビューを飾り、後に2度のタイトルに輝くハッキネンはロータスで苦戦をしていました。この年のタイトルは、今は亡きアイルトン・セナの頭上に輝いたのですが、ウイリアムズのFW-14が大いにシリーズを沸かせました。と、まあこんな時代のF-1です。

いまのF-1に比べると明らかにボディが華奢です。これは今のF-1が当時とは比べものにならないくらいに安全基準が高いためで、当時としてはこれが普通でした。TYRRELL HONDA 020が普通でないのはそのフロントノーズおよびウイングです。当時のF-1はニードルノーズと呼ばれる、低く、細く尖ったノーズに平らなウイングを付けていました。しかし、TYRRELLは前年の019型からハイノーズと呼ばれる高い位置にあるノースとアンヘドラルウイングという折れ曲がったウイングを採用しました。翌年もこの形状を引き継ぎTYRRELL HONDA 020の大きな特徴といえるものになりました。またエンジンは前年のチャンピオンとなったHONDA V10ということで大いに期待されたのですが...結果はいまいちという感じでしたね。

キットの方はもう10年も前になるTAMIYAのものです。実は前にも一度作ったことがあるのですが、初のFormula-1の模型と言うこともあり、まったく満足のいく仕上がりにはなりませんでした。またFormula-1の模型を作ってみたくなり、どうせ作るなら、ということで再度の挑戦です。この模型は結構多くの方が作っていらっしゃるので、参考にできるWebsも多いのですが、それだけに負けないように作るのは至難の業です。

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