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FERRARI MYTHOS by PININFARINA(1/24:TAMIYA)

日記をスタートから読む

■ 08/31 ■

正面より後方より室内アップ

MTHOSですが、完成報告です。唐突なように聞こえるかもしれませんが、ボディの塗りあがった時点でほとんど完成していたようなものでした。その後、ルームミラー、金属シールを取り付けてボディと車体を組み合わせれば完成です。ルームミラーは過去にModenaで使ったのと同じ手、両面テープによる接着です。またしても流し込み接着剤を使って、見事に黒い部分の塗料が溶けてしまいました。金属シールはModenaの失敗から反省して、折り曲げないように...と思ったら接着力が強力で、すんなりとボディにくっついてくれました。特に心配することもなし。

このMYTHOS、過去にも一度作ったことがありますが、あの頃は腕が無かったせいもあって、もう一度挑戦したいと思っていたところでした。今回はかなり手の込んだ塗装を行うなど、あの頃とは比べ物にならない位、綺麗かつ迫力あるように仕上げることが出来たと思います。別段これといって改造した部分などはありません。いわゆるキットの"素組み"ですが、キットの出来が良いせいもあって気になる部分はありませんでした。

当工房では意外と作例の多いオープンカーですが、正直なところ今回の内装は失敗です。半ツヤブラックがガサガサになってしまい、いろいろとやってみたのですが最後まで解消できませんでした。シートのほうは良い具合にツヤが消えてボディの方と良いコントラストになったように思えます。

これでとりあえず、LaFestaRossaに出展する1台は出来上がりました。しかし、残るTESTAROSSAF50を仕上げねばなりません。まだまだ長い道のりです。特にF50の方はかなり苦戦していますので、仕上がるかどうか...多分滑り込みになるような気がします。

FERRARI MYTHOS by PININFARINAのガレージへ

■ 08/30 ■

とりあえず、形になってきましたとりあえず、形になってきました

HMEまであと2ヶ月を切りました。そろそろ1台くらいは形にまとめたいところです。MYTHOSはボディも仕上がり、透明パーツの装着へと移ります。幸い(?)MYTHOSはコンセプトカーなので、ウインカーもミラーもありません。よってリアに装着される真一文字のブレーキランプのみとなります。これをクリアレッドで塗装して取り付け。特に変わった部分はありません。

これでMYTHOSの大きな部分は完成です。あとはルームミラーやロゴマークなどを取り付ければ完成。やっと先が見えてきました。

■ 08/25 ■

ライトパーツをはめてみました

なんとかボディの角を出さずに仕上げました。もう磨くのはコリゴリ、とはいえまだF50が残っていますが...。ボディが磨きあがったので、早速ライトパーツをはめてみます。このライト、表面と内側の2重になっていて、デビュー当時はFerrariとしてはかなり斬新に見えたものです。というのも、当時はTestarossaと348tb/tsがFerrariの主力だった時代。両方ともリトラクタブルランプで、Ferrariといえばリトラ顔だった時代です。今にしても思えばこのMYTHOSの顔がF50やModenaへと繋がるわけで、デザインスタディの方向を示した一台といえるような気がします。

■ 08/21 ■

角が出ちゃった...

どうにも上手くいきません。大して難しい部分の無いと思っていたMYTHOSですが、呪われているかのように磨くと角が出る。修正して磨くと別の部分が...。きりがありません。以前、Beetleで同じような状況に見舞われたのですが、一体なんなのでしょう?正直、ちょっとウンザリ気味。他の部分は大体良いように出来上がっているので、もう一歩なんですけどね。

■ 08/03 ■

銀色に輝くシフトゲート

ここ1週間くらいでボディのほうはかなり仕上がってきました。が、その他が止まっていたのではいつまで経っても完成しません。MYTHOSはいよいよ内装に取り掛かります。MYTHOSはいわゆる"オープンカー"ですから、内装が丸見えになります。クローズドと違い手を抜く場所がありません。TAMIYAの指定では赤い部分がつや消しの赤、黒い部分が半ツヤの黒という指定ですが、下手に黒い部分にツヤが出るとひどく玩具っぽくなります(前に作ったMYTHOSは黒にツヤが出てしまい、失敗でした)。今回は注意に注意を重ねてMODELES'Sの半ツヤブラックを、距離を離して吹きます。...が、なんだかガサガサになってしまいました。上手く行かないもんです。仕方が無くそのまま。これに助手席側の足元のプレートと運転席側のアクセルペダルを取り付け...付きません。サイズが合わない。変だなぁと思っていたら、F50用のペダルでした。で、肝心のMYTHOS用のペダルはまだ未塗装でした。あらら...なんだか今日は作業がちぐはぐです。これらのペダル類も半ツヤブラック下地+シルバーという塗装で仕上げています。そして、シフトノブのゲートを貼り付け。MYTHOSが発売された頃くらいからTAMIYAのキットには金属パーツが付くようになった記憶があります。MYTHOSも"FERRRARI"マークやシフトゲートなどが金属で出来ていて、これを貼り付ければ良いようになっています。折り曲げないように慎重に台紙から剥がして取り付け位置に。見た目がかなり良いので、ありがたいパーツです。

■ 07/30 ■

だいぶ磨きあがってきました

ここのところ4日で2台のFerrariに集中的にクリアを吹いています。まあクリアの減りの早いこと早いこと。自動車模型の出来は、ある意味このクリアの具合で決まるといっても過言ではありません。それだけに気合の入るところでもあるし、工夫の仕方も千差万別ではないでしょうか?ボディもだいぶ均一に磨きあがってきたようで、7/26の画像と比べてもらっても分かるように、写りこんだ像がまともに見られるようになってきました(赤の色の具合が違うのは周辺の光のせいということでお許しを...)。あとはフロントウインドウを作成しました。MYTHOSのフロントウインドウはスモークを吹く様に指定されているのですが、単にスモークを吹いただけでは擦りガラスのようになってしまいます。それは避けたかったのでスモークを吹いたあとにコンパウンドで磨きこみ、うっすらとスモークが掛かっているのが分かる程度にしてしまいます。その後、マスキングして黒い縁取り。しかし、出来上がってみるとスモークの効果はほとんどわからない程度のものです。

■ 07/26 ■

ようやくボディを公開

やっとボディの様子をお見せできるくらいになってきました。このあたりは3台同時だと進行が遅くなりますね。MYTHOSのボディを作り出してからかれこれ1ヶ月。進度は遅いですが確実な作業を心がけ...ているわけでもないです。単に他が忙しくて手が回っていないだけかな?ボディの大部分はそれなりに磨けているのですが、肝心のボンネットの部分が均一に磨けません。まだまだクリアの量、磨きこみの量とも足りないのでしょうね。何度か吹く>磨く、を繰り返してみようと思います。なにせ時間はまだまだ...

■ 06/21 ■

エンジンをシャシーにマウント

ボディの赤も何回か吹いてそれらしい(しかし何か違う)赤になってきました。一方、エンジンはドライブシャフトやらブレーキを取り付けて、一通り完成。早速シャシーに取り付けます。ま、取り付けとはいえ面倒な部分は何も無いのですが。エンジンを取り付けたフレームを下からはめ込んで終わり。TAMIYAのモデルは前回のUT MODELSなんかとは違ってこのあたりがきっちりと決まります。久しぶりにTAMIYAのモデルを作ると、その出来の良さ(というよりも組みやすさ)に驚かされます。TAMIYA様様です。これで後ろ周りは完成。フロント周りもそろそろ取り掛かっておこうと思います。

■ 06/08 ■

ボディの塗装

えー、エンジンばかり作っていましたがそろそろボディにかかります。MYTHOSはコンセプトカーということで、世界には(私が知っている限り)2台しかありません。他のFerrariであれば、黄色や紺といった色で仕上げるのもありでしょうが、やはりMYTHOSは実車通りの赤で仕上げたいものです。今回はボディカラーにクレオスのSuper Italian Redを使用しました。なにせ名前がSuper Italian Redというくらいですから、Ferrariにはぴったりの色のはずです。で、吹いてみたのですが、これが合っているようないないような...。確かに鮮やかさのある赤ではあるのですが、Ferrari特有の朱色っぽさが足りないような、足りているような、微妙な感じで良いのか悪いのか、いまいち分からず。何回か吹くと良い色になるのでしょうか?Modder Redの方が良かったのか、正直分かりません。同じく赤を吹く予定のF50はMonda Redにしてみようか?

■ 05/31 ■

えー、まだ生きてます(笑)。模型もやめてません。ずいぶんと更新が滞っていましたが、模型作成以外のことが原因です。データの入ったUSBメモリを洗濯したり、HDDが壊れたり、仕事が忙しかったり、etc.etc...

エンジン完成

これまではTESTAROSSAと同一の工程を経ていたMYTHOSですが、そろそろ作業は袂を分かつことになります。エアチャンバー後はTESTAROSSAと同じ工程を経てシャシーにマウントするのですが、それからは違う作業です。排気管を取り付けるのですが、TESTAROSSAとMYTHOSでは排気管のエンドの形状が異なります。これを取り付けてエンジン周りは完成です。MYTHOSの場合、マフラー形状は四角形に近いものとなります。この後、ドライブシャフトやらブレーキやらを取り付けてエンジン周りは完成となります。

■ 05/10 ■

エアチャンバー取付け

ちょっと中抜けしましたが、エンジンの組み立ての続きです。前回、カムカバーを赤く塗りましたが、エアチャンバーも一部赤く塗られます(この部分とカムカバーの赤を混同していた恐れあり...)。実車の画像では妙に白い金属の雰囲気がありますが、そんな雰囲気で作ると模型では軽くなりすぎるので却下。やっぱり下地黒+シルバーで塗装します。これをエンジン丈夫に取り付けて完成。下側にはメタリックブルーで塗装したオイルエレメント(?)を取り付けます。次はベルト類なのですが、どう塗り分けるか考え中。

■ 05/05 ■

エンジンブロックの赤ヘッドインパネのブラック

昨日の日記の画像を見て、鋭い人はお気づきかもしれませんが間違いがあります。"TESTAROSSA"というくらいなのに、なぜかエンジンのカムカバーをシルバーで塗装しています。はい、思いっきり間違えました。一体、私はエンジンの何処を赤く塗るつもりだったのでしょか?早速修正です。実はエンジンのカムカバーの部品は赤のプラスチックで成型されていて、「なんでこんな余計なことを...」と思いながら下地に赤のヌケを防ぐ意味でシルバーを吹き、下地の表現で黒を吹き、さらに荒くシルバーを吹き、とここまで進めて「あれ?ここってもしかして赤じゃ...」と気がつきイタリアンレッドを吹いた次第。なんともちと冴えない赤になってしまいました。エンジン周りだからこんな色なんじゃないかな?と思い直している次第。どちらにせよ、車載すればそんなに見えなくなる部分のはず...そかな?

一方、ボディの方は下地にピンクサーフェサーを吹いてみました。ピンク、とはいっても若干赤みのある白という感じのサーフェサーで、過去に使ってあんまり効果を実感できなかったもの。今回は他社のものに変えて、エアブラシで吹いてみます。で、MYTHOSのようなオープンカーでいつも悩むのが「ボディが先か、インパネが先か」という問題。今回はインパネの黒を先に吹いて見ました。これでインパネはボディが出来上がるまで養生します。

■ 05/04 ■

エンジンブロック

TESTAROSSAとMYTHOSはシャシーを共有する車です。基本的にエンジンやサスペンション周りは共通の部品となります。キットの方もパーツの構成は同一ということで、これからTESTAROSSAとMYTHOSの日記はかなりの部分で同一になると思われます。TESTAROSSAとMYTHOSのエンジンですが180°V型12気筒というエンジンで、エンジンブロックもかなり巨大なものとなります。とはいえ、模型では大きくても小さくてもパーツは2つ。上下で張り合わせて下地につや消しの黒を吹きます。その上からシルバーを吹く、というPORCSHE911GT1の時に使った方法と同一です。これでエンジンブロックに重みが出れば成功。少し黒いくらいが良いかもしれません。

■ 04/30 ■

コンセプトカー特有のインパネ

一斉に作り出したFERRARI3台ですが、どれも最初の工程は同じ、成型ラインの削り取りです。MYTHOSも他の2台同様にラインを削ります。MYTHOSの作業工程を見ると、他の2台と違い、インパネ周りにパーツの接合ラインを消す作業が必要なことが分かりました。そこでラインを削った後、下地を吹く前に作業を行います。MYTHOSのインパネはコンセプトカー特有の曲がりくねったインパネです。このインパネの下の部分を接着します。出来ればパテは盛りたくないので流し込み接着剤を使ってしっかりと接着。乾燥後に#400でゴリゴリと削って、#1000で跡を消します。ここは最終的に黒くなる部分ですが、TESTAROSSA同様赤いプラで成型されているのでシルバーを吹いて色を抑えるつもりです。

■ Prologue ■

"1989年11月に行われた東京モーターショーで1台のプロトタイプ・スポーツカーが発表されました。"...と、そんな紹介文で始まるTAMIYAのキット。この車のことは多くの方が覚えていらっしゃるのではないでしょうか?FERRARI MYTHOSはTESTAROSSAのシャシーを利用しながらも全く新しいロードスターのボディで登場したFERRARIのコンセプトカーです。TESTAROSSAのシャシーやエンジンを利用しているのでコンセプトカーとはいえ当然走行可能で、PIONEERのカーナビのCMにも登場しました(本当に走っていたのかどうかは分かりませんが)。昨年行われたFERRARI展にも出展されており、意外と人気のあるモデルではないかと思います。MYTHOSは量産されることなく、記憶ではコンセプトカーとして2台が製作されただけ(赤と白が各1台ずつ)に留まりますが、新しいFERRARIを感じさせるモデルであったと記憶しています。

今回、当工房ではMYTHOSの他にTESTAROSSAF50とFERRARI3台を製作するという暴挙に出ましたが、これは今年のHMEの企画展示に向けてのことです。当工房が音頭を取りまして"La Festa Rossa"と題した企画展示を行います。MYTHOSは過去に一度、製作したことがあるもののあまりに見っとも無い出来で、再度挑戦したいと考えていたモデルのひとつです。"FERRARI"というお題にかこつけて挑戦することにしました。ここ数年の技術の向上が示せればいいな、と思っています。

MYTHOSのキットですが、過去にTAMIYAから発売されそこそこ売れたと思うのですが、如何せん古いキットだけに売っているところがなく(1台はタッチの差で持っていかれた...)入手に苦労していたところ、Takuさんにご協力いただき無事購入できました。ありがとうございます>Takuさん。

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