N's Factory - CarModelStudio

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ARTA NSX 2005(1/24:TAMIYA)

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■ 2007/10/14 ■

フロントよりリアよりフロントよりフロントより

ついに完成です。工房の製作記としては3年ぶりの完成品ですね。長いことお待たせいたしました。奇しくも、というか狙っていましたが今日はSuperGTで#8 ARTA NSXが年間タイトルを決めました。今シーズンは3勝、のこり1戦を残してのタイトル決定ですから、いかにARTA NSXが強かったか、ということでしょうか。NSXのタイトルは2000年以来2回目。「速いけれど、勝てない」という、フラストレーションの溜まる車だったのですが、今シーズンはとても強かった。#8以外でも#32 EPSONや#18 TAKATAなど、全般的に強かった印象。いいところまで行きながら、タイトルを逃した昨年の雪辱を果たしたといえましょう。

模型の方は、前回からタイヤのロックピンを追加して、ハチマキとサイドの薄い部分へのデカールを追加。アンテナが残っていますが、移動の都合から未取り付け。最後にHONDAマークを付けて完成です。TAMIYAの新しいモデルということで、精力的に挑戦してみた、というところですが、確かに昔のモデルに比べて作りやすくなっています。エッチングパーツもあり、細部にも手の届き安いモデルですが、一方で組み合わせなど考えないと難しいモデルでもあります。以前のARTA ZEXEL SKYLINEのときもそうでしたが、このオレンジという色はなかなか難しい色で、一定の色ではなかなか乗ってくれませんでした。実際のところ、結構色が違います。まあ、そういうところも含めて、今後の課題なんだと思います。何はともあれ、久しぶりに製作記を終えることが出来て、ほっとしています。今年は3年ぶりにHME参戦予定ですので、会場で見かけたら笑ってやってください。

工房の次のお題はまだ決まってません。製作記はないですが、現在バイクを製作中。車の方は、その後でじっくりと決めてゆきたいかと。

ARTA NSX 2005のガレージへ

■ 2007/10/09 ■

フロントボンネットピンリアボンネットピンARTA2種

おとといに引き続き、細かいものということでピン類です。TAMIYAのエッチングには2種類のピンが入っています。一方は2つのパーツを組み立てるタイプ、もう一方は一体で整形されているもので、組み合わせるものに比べればなんとなくいまいちな感じのパーツです。当然ですが、今回使うのは2つのパーツを組み合わせるもの。折角エッチングを使って、いまさらイマイチなものを使う気などありません。エッチング用のハサミも、ヤスリも、小手も手に入れていますので自信を持って作業です。このTAMIYAのボンネットピン、MODELER'Sのものなどに比べるとずいぶん小さいです。なかなか作業が難しく、上手いこと組み合わせたと思っても、すぐに外れてしまいます。格闘すること30分、最後にはパーツがどこかに飛んでゆきました...。いや、飛んで行っては困るんですけど。予備ないし...どうすんだか。仕方がないのでMODELER'Sのピンを利用します。やっぱりこっちの方が組みやすい。目立つフロントのボンネットについている2つのピンはMODELER'Sのものにしました。多少大きい気もしますが、こちらの方が精密な雰囲気があります。一方、TAMIYAのエッチングパーツも頑張って作ります。単に組み合わせるだけでなく、接着剤を使ってやると何とか形になることを発見したので、組み合わせてすぐに接着です。これらは目立たない後ろ半分で使用します。それにしても、小さいパーツなんで組み立てはかなり疲れます。もうちょっと何とかしてもらいたいところ。

さて、ここのところ怒涛の更新です。もうARTA NSXは終わりが見えてきているのでやっつけてしまおうと。残るはでカール関連のみ。次回で終われるかな?ということで、少し気が早いですがARTAの2台を並べてみました。蛍光色の部分も色を変えてあるので若干違った雰囲気です。時の流れとは恐ろしいもので、1999年型のJGTCマシンと2005年型のSuperGTマシンは全く別なカテゴリーの車といえるほどに違うものです。まあ、言ってしまえば今のNSXは全くNSXらしくない、ということなんですけど。

■ 2007/10/07 ■

マフラー取り付け完了ほぼ完成

おとといの絵からそんなに変わりはありませんけど、マフラー取り付け完了。ARTA NSXはエンジンレスのキットなのでマフラーが突然生えます。単に板状のパーツから2本、にょきにょきと。画像の角度から見るのがいちばん様にならないですね。いつも通り金属色のパーツの塗り方(下地黒+金属色)で、今回はシャンパンゴールドを塗ってみました。それなりにちょっとだけ色のついているシルバーですが、こんな場所なのでほとんど違いは分からず。ついでにこの世代のNSXはマフラーが奥まっているので、全然見えません。予想以上にボディの中に入っています。こんな風になっているんだ、と驚きを感じつつ作業を進めます。

一通りのパーツがそろったので、ダイキャストのアンダートレイにネジ止めします。正直なところ、プラスチックのパーツをネジで止めるというのは、壊れてしまいそうで怖いです。取り付け用のパーツをしっかりと本体に接着し、ゆっくりとネジを締めます。プラスだとネジをなめてしまいそう(力ずくというわけに行かないので)なので、マイナスで一回転づつ確かめながら締めて行きます。ネジの長さは意外と長いので、結構締めないといけません。フロント側は本体とトレイを取り付けた後、前に張り出したパーツとトレイを取り付けます(間違えて先に取り付けてしまいました)。これでようやく車らしい姿に。あとはエッチングパーツでピン類をつけ、残りのデカールを貼れば完成です。

■ 2007/10/05 ■

テールランプ周り

予告どおりのリア周りです。NSXの外見上の特徴の一つともいえるテールランプですが、SuperGTのNSXでも健在です。ただし、市販車に比べれば上部のウイングに相当する部分がないので、両端の吊り上った帯状のものになります。ありがたいことに、クリアーレッドのパーツとクリアーオレンジのパーツは部品としても分かれているので単純に塗装>取り付けで出来上がります。マスキングとかをしなくて良いのは助かります。その後、ランプパーツ上部の板状の部品の取り付け、リアウイングを取り付けると、大体の形になります。あとはマフラーですね。

■ 2007/09/25 ■

タイヤのマスキングBRIDGISTONロゴNSXリアグリル

リア周りをやっつけ中ですが、ちょうどエッチングパーツにあったPOTENZAとBRIDGESTONのロゴを吹き付けてみました。過去にはスライドシールでタイヤに貼り付けるものだったのですが、現実には吹き付けてロゴを入れていたので、見栄えはよいのですが嘘っぽい。このエッチングパーツのマスキングのお陰で本物っぽい雰囲気が出来るようになりました。使い方は簡単で、単にタイヤに取り付け、周囲をマスキングテープで塞いで、つや消しのホワイトを吹き付けるだけ。やってみるとあっさりとロゴができあがります。調子に乗って4本を吹いていたら、塗料の濃度が緩かったのか、にじみました。雰囲気、読めるのですがあまり格好良くないです。まあ、それでもホイールと組み合わせてみると良い感じ。タイヤが付くと一気にそれらしくなります。

NSX本体はリアサイドに付いているグリルを取り付けます。グリルのメッシュはエッチングパーツで置き換え。ちまたの作例では、この部分に出来る取り付けラインを埋めるのが定番の作業となっていますが、今回はそのまま取り付け。何となくゆがんだ部品ですがまあそれなりには取り付けられます。多少削ってやった方がすんなりはまります。これと先ほどのタイヤを取り付けてみると、車として何となく雰囲気が出てきました。あとはリアのブレーキランプ周り、そして小さなパーツが多数。だいぶ完成が近づいてきた感じです。

■ 2007/09/21 ■

カナード&グリル

マクレーショックでここのところ、模型に手が付きません。F-1,GT,WRCなど全てのドライバーの中でもっとも好きだったドライバーだけに、WRCを見るきっかけになったドライバーだけに、本当に一時代が終わったという印象です。彼のドライブスタイルは確かに時代遅れなのかもしれませんが、今のドライバーにない何か、見る者を熱くさせる何かがあったように思います。いつかまたSUBARUでWRCを走ってくれると思っていました。もう永久にそんな機会がないのが残念です。

ようやくそんなショックから立ち直ってNSXです。ほとんどのパーツが作り終わっているので、あとは小さな作業が山盛り。ここからが一番苦手です。まずは集中的にフロント周りを。フロントのグリルにはエッチングパーツで網を置き換えです。エッチングパーツにはプライマーを塗ったくってセミグロスブラックで塗装。プライマーを塗ったくり過ぎて一部編み目が埋まってしまいました。もう一度針で開口したのですが、なんとなく網目が綺麗でない状態。見えないからいいか?それとカナードです。取り付けのポイントは凸の部分が2箇所あって、位置を出すのは難しくありません。ただ、この形で固定するのが難しい。うまく位置を合わせて押さえたら、流し込み接着剤で固定します。まだHマークは取り付けていませんが、次は後ろ周りをやっつけます。

■ 2007/09/15 ■

シートベルトコクピット周りパーツ組み合わせ

前回に引き続き、室内の組み立てです。塗装を終えたシートにシートベルトを組み合わせます。今回はエッチングパーツを奢ってみたので、当然ながらシートベルトの金具はエッチング製。modeler's製なんかも過去には使ってますので要領は大体分かってますが、TAMIYA純正はこれまたちょっと違った感じ。ビニールと思しきベルト部分を細く切って使用します。瞬着でもなんかくっつかない感じで、かなり苦戦。どうも工作が汚くなります。ついでに前回発覚したシートのサイドに穴を開けておく、という問題も結局そのまま、ベルトを切ってしまいました。どうせ見えないから...。で、なんとなくテンションが下がったまま工作終了。正直、直接は見せられないほどに汚い作業。なんだかなぁ...。そんなシートをバスタブに押し込み、後ろからベルトを固定。ここも見えない部分で、かなり作業はしづらいです。他にも機器類を取り付け、一応は見られる形に。

なんだかんだで結構時間がかかっているNSXですが、そろそろ部品もそろってきました。一応で、仮組みをしてみると形にはなってきました。窓パーツとリア周りさえ完成すれば出来上がり?っぽくなりそうです。リアウイングはたっぷりとクリアを拭いたので、乾燥を待って磨き処理。まあ、それなりにはなりそうな感じ。

■ 2007/08/26 ■

俺的シート塗装コクピット周り

ボディの方は一通り済んだので、室内の方にも手を付けます。取説ではシートはつや消しの黒と半つやの黒で塗り分けることになってますが、やってみるとあまりぱっとしません。まあ、ここはウソでも良いからそれっぽくしよう、ということでシートの裏面はそれっぽく、カーボン塗り分けをしてみました。久しぶりにやるのでどうにも感触がわからなかったのですが、とりあえず背面をガンメタで塗装。上からストキングで覆ってシルバーをさらりと吹きつけ。この段階でバランスが悪いと模様に荒さが出ます。で、それなりに満足の行く模様が出たらクリアーイエローをたっぷりと吹いて終了。まあ、実際にはほとんど見えないところなので、あんまり意味のある塗装ではありませんが、自己満足なのでいいんです。って、こんなことをやってから気がついたんですけど、エッチングパーツを使う場合、シートベルト用の穴を開けておく必要があると...何をいまさら。ここまでやってから、穴などあけられますか。ってんで、仕方がないからそのまま作ることにします。で、ちまちまとボタンを塗り分けたステアリングをつけ、シートをはめ込んでみると、それっぽく室内が出来上がります。

■ 2007/08/05 ■

ボディ完了

いろいろと紆余曲折ありましたが、なんとかボディの研きが完了しました。一応、つやは出たのですが、最後の最後ではAピラーを折ってしまいました。瞬着で付けたのですが、一部白くなってます。これからまた塗装が必要、ということでNSX系はいつもこうです。ボディはあがったので、あとはシャシーと室内。SUPERGTのNSXは、実はボディをのぞけばほとんど作る所はなし。山は越えたのか?

■ 2007/07/22 ■

フェンダー

ボディもほとんど手を加えるところがなくなり、クリアーもかなり乗ってきました。#1200>#1500>#2000という工程でボディのクリアーを均し、かなり平滑な面になってきたところでコンパウンドです。つやもいい具合になってきた、と思ったところで心配事が。後から接着したフェンダーの部分にヒビが...。どうもこうした部分の接着が私は苦手のようです。まずいなぁ、と思いつつ、クリアーで補修などをしていたのですが、ついに折れました。orz

やってしまいました。もうどうにもなりません。さすがにこれだけデカールが近いと塗装を削ることもできません。塗りなおしもかなり難しいです。とりあえず瞬着で着けましたが言い訳できないほどの溝が...もう、これはこれで作るしかないでしょう。かなり落胆です。

■ 2007/07/15 ■

フェンダー

ここのところ、フェンダーの作成に時間をつぎ込んでいる具合ですが、この後付フェンダーに気になっている部分がひとつありました。というのも、フェンダー下部に黒い塗り分けが存在するのですが、デカールで貼るように指示が出ています。ほかの部分の黒い塗り分けは塗装で行ったのですが、一体で作られたデカールがあるのでこの部分のみでカールを貼ってみました。結果...割れました。仕方がないのでクリアーを吹いた後に塗装です。塗装自体は簡単なのですが、ほかの部分に影響が出ないように、ボディ本体はラップで2重に巻いて、隙間をテープで目張り。塗装面積自体はほとんどないのですが、養生は厳重です。で、ほんのちょっとだけ吹いて塗装終了。結果的には最初から吹いたほうが早かったんじゃないの?ということになりました。

■ 2007/07/01 ■

デカール貼り

フェンダーの塗装も終わったので、いよいよ本格的なデカール貼りです。フェンダーの塗装後、ボディは乾燥機にぶち込んで強制乾燥させます。梅雨時(といってもここはそれほど梅雨はありませんが)にはかなり有効な方法です。雨が降っていても何とかなる、ということでここのところすべて乾燥機による強制乾燥。あ、もちろん模型用ではなく食器乾燥機です。

デカール貼りに先立ち、ボディ側面に養生のために貼っておいたマスキングを剥がしてみると、表面がガタガタに荒れていました。完全な失敗です。が、そう言っていても仕方がないので、もう一度#1500で表面を均します。あんまりやると多分クリアー層をぶち抜きそうなので、ある程度均したらまたクリアーを吹きます。なんだか意味のない行為をしたような気がしてなりませんが、ま、そういうこともある、ということで。肝心のデカール貼りはいつもの通り。特に変わったことはありません。

■ 2007/06/30 ■

フェンダー塗装

先日のパテ盛りの後、硬化したパテをガシガシと削って、フェンダーを成型しました。なんとなく埋まったような、ただ爪でなぞるとちょっとだけ凹みを感じるような状況です。気に食わないので下地の調整も含めてベースホワイトを塗って#1000で均しました。が、あまり効果はないかも...。気を取り直してオレンジ色の吹き付けです。ただ、ここのところエアブラシの調子がおかしいのか、吹いているとなんだか黒い色が混じることがあります。いくら洗浄しても取れません。完全にばらしてみるのですが、どこからその汚れが出ているのか不明です。今回も吹いてみるとなぜか黒い斑点が混ざることしばし。乾燥させて削って、もう一度吹いて、を繰り返し、なんとか見られるような状況にします。

吹き終わってから、もう一度エアブラシをもう一度ばらして各パーツを念入りに清掃したら、なんとか治まりました。なんだったのか...

■ 2007/06/27 ■

フェンダーパテ盛り

サイドのデカール群&クリアーを仕上げて、やっとフェンダーです。単に接着するだけなら何の問題もなかったのですが、厄介なのは接合した後に、その跡を消さねばならない、ということ。車のモデルでは基本的にデカールや塗装の後に工作をすることはほとんどないので、こうした順序が逆の行程はなかなか頭を使います。今回もデカール&クリアーで仕上げた部分はマスキングをして、フェンダーが出来上がるまでは養生です。で、肝心のフェンダーは接着後に#400で表面を荒らします。間違ってオレンジ色の塗装をしてしまったので、それを落とすことも考慮してのことです。次にタミヤの光硬化型パテを薄く盛って硬化開始。蛍光灯で硬化させますが、一応一日置いて完全に硬化するのを待ちます。日光に当てると飴色になって良い感じなので、取りあえずは置いておく様にしてます。

■ 2007/06/18 ■

サイド廻りデカール

フェンダー製作のためには、その下になる部分を作り上げる必要がある、ということで先週からサイド周りのデカール貼りをしていたわけですが、一通りデカールを貼ってクリアー吹きです。最近のデカールは物すごく良くはがれる、というかほとんど水につけていなくても良いんですね。ものの10秒もつけておけば充分、ちょっと目を離すと大変なことになってしまいます。いやー使いやすい。そしてデカールの余白部分もほとんどなく、やっぱり技術は進化するものです。で、いつも通りクリアーは最初に軽く、そしてなじんだらガッツり、たっぷりと吹き付けてから削ります。ペーパーは充分に買ってあるので、#1200>#1500>#2000>タミヤ3点セットコンパウンド、と進める予定です。

■ 2007/06/11 ■

サイド廻りデカール

いまさらながら、驚愕の事実にたどり着いたのですが、このキットはフェンダー後端部分が別成型になっているものの、完成したときは一体の(つまり段差のない)ものになっているのですね。フェンダー後端部分も塗り分けて、さてデカールを、と考え説明書を見てみると、綺麗に分かれ目のない絵が...。ということでパテ盛りの必要が出てくるわけですが、当然のことながらパテ盛りをすると塗装の必要があるわけで、つまり重なる部分であるボディサイドのデカールは先に貼っておいて、クリア>磨きまでを先にやっておく必要があるわけです。危うくそのままで作って衝撃の結末を迎えるところでしたが、気が付いたところで作業工程の面倒くささは変わらず。急遽、予定を変更して左右のドア周りのデカールを貼ります。幸いなことにARTA NSXは大物デカールもなく、比較的貼りやすいモデルですが、やはり競技用車だけにパネルラインを無視した位置にデカールが貼られます。これには切れ込みを入れて、凹部分に対応できるようにデカール自体を馴染ませます。で、マークソフターでぴったりとボディに貼り付ければデカール貼りは完了なのですが、過去に多数の失敗をしているだけにかなり慎重になります。ってな訳で、なし崩し的にデカールの貼り付けに入りましたが、結構時間がかかりそう。慎重に、貼っては乾かし、貼っては乾かし、の日が続きます。

■ 2007/06/08 ■

ライト塗り分けホイール

ここんとこ、暇ではありませんがちょっとだけ時間があるので模型作り。こういう競技用車の場合、できるだけ早くデカールを貼りたいのですが、急いでとちっては元も子もありません。地道にマスキングしつつ、ちょっとづつ吹き付けます。ライト周りはガイアカラーのブライトシルバー。別にクレオスでも良かったのですが、ちょっと面白そうなので使用。吹いた感じは悪くありません。他にルーフ周りの黒を吹いて一通りの吹きつけは完了。これからいよいよデカールです。競技用車のデカールは面積の大きいものが多いので、ゆっくりと時間をかけて作る予定。大きい、とはいってもARTA NSXの場合は知れていますが、枚数が多いだけに慎重です。で、さらにホイールを塗装してみました。昨日の作業で、セミグロスブラックを吹いておいたホイールにガイアカラーのブライトゴールドを吹いてみました。クレオスのゴールドよりももう少し赤みがかった感じの色を出したかったのですが、思っているより金属光沢が強い色になってしまいました。上から軽くクリアオレンジでも吹いてみようか...ちょっと検討です。

■ 2007/06/06 ■

ボディ塗り分け脚廻り

なんとなく乗っているので、連日作ってみます。オレンジと白に塗り分けたボディですが、枠回りなどに黒を入れます。エンジン上部、リアウインドウに相当する部分もセミグロスブラック指定なので黒を吹きます。本来、セミグロスブラックなどはクリアーを拭いた後なのですが今回はここにもデカールが貼られるため、まずは黒を吹き、クリアーで押さえた後に再度、半艶のクリアーを吹いてみる予定です。それにしてもこのボディ、結構塗り分けが面倒です。下回りに黒い帯があるのですが、キットではデカールで処理しろ、となっています。しかし曲面にデカールを張るのは余り好ましくなく、できれば塗装でやりたいところ(過去にESCORTで痛い目にあってます)。ただ、細かい部分はマスクしきれない、ということもあり面倒なものです。いけるところまでは塗装、ダメならデカール、という展開で進めてみます。ディスクを作った脚廻りは、さらに進めて前後のブロックを作成。なんとも手抜きな感じの脚廻りブロックですが、これをダイキャストにネジで止めて出来上がり。なんだか、大味すぎて釈然としない気分。確かにダイキャストの下回りは頑丈だし、重量感も出るのですが、邪道に感じます。そんなもん使うくらいなら、もっと安くしてもらいたいというのが本音。ここのところのTAMIYAの新作はみんなダイキャストですけど、実際、モデラーからの声はどうなんでしょう?歓迎されているのか、いないのか。

■ 2007/06/05 ■

ボディ塗り分けブレーキディスク

エッチングパーツを手に入れたのは良いのですが、やはり時間が取れない。全然作っている暇がありません。今年はもう少しマシになる予定だったのですが...やっぱり上手くいかないものです。一ヶ月かかってやっとボディを塗り分けました。いわゆるARTAカラーなのですが、前にSKYLINEを作ったときは、単純に蛍光レッドを吹いてみました。ただ、ARTAのオレンジっぽい塗り分けは蛍光レッドよりもう少しオレンジ強め、ということらしいので(実車は写真に撮ると色が飛んで、どうにも撮りにくいのです)蛍光レッドにたっぷりとオレンジを混ぜてみました。で、出来上がったのがこんな色。なんだか違う気がします。オレンジでもない、蛍光レッドでもない変な色ですが、まあいいかと。多分実車とは全然違うのでしょうけれど、ま、そこはオリジナル、ということで。写真写りも前のARTA SKYLINEとも違うのですが、なんともいえず変。出来上がってみないとなんともいえません。ブレーキは先日手に入れたエッチングパーツ含めてディスクを作成。メタリックグレーで指定されていたところはガイアカラーのニュートラルグレーにブライトシルバーを適量以上投入し、なんかまだ明るい気がしたので余りもののクレオスのブラックを気が済むまで投入した、二度と作れない色です。メタリックグレーに比べると、メタリック多目、グレー明るめ、という感じですが作ってしまった色を捨てるわけにも行かず、似ていると信じきることにしました。

■ 2007/05/05 ■

エッチングパーツ

懸案、というか迷っていたのですが、やはり作るならちゃんと作ろう、ということでエッチングパーツを買ってみました。最も考えたのはボンネットピン。やはりデカールとエッチングパーツでは出来上がりの雰囲気が違いすぎます。で、その関連もあってボディの塗装は手をつけず、というのがこの1ヶ月の作業でした。最近のTAMIYAはこんな感じでモデルと一緒にエッチングパーツも出してくれるのですが、なにせ値段が...。へたすりゃもう一台買える値段。精密パーツがあるのは嬉しいのですが、ちょっと...です。プラモデルが大人のおもちゃと化した現在、これでいいのかもしれませんが、だんだん敷居が高くなるなぁ。ノーマルで作っても問題ないのかもしれませんが、上には上があるとわかるとちょっとね。

さて、そのエッチングパーツですが、通販で買おうかと思っていたら馴染みの模型屋のガラスケースの奥で発見。店主自体が半ば忘れていたような(あるの覚えていたのかな?)状況で購入です。主要なパーツはボンネットピン、シートベルト、牽引フック、ブレーキディスク、メッシュ、そしてタイヤロゴ。このエッチングのおいしい所はやはりタイヤロゴでしょう。今まで転写シールで何とかしていたロゴを、スプレーで吹ける。本物っぽくなるのは歓迎です。で、肝心のボンネットピンですが、Modeler'sのものよりは控えめな雰囲気。組み合わせて作るのが面倒な人用に、一体型のボンネットピンもあるのですがこれはいけません。何のためにエッチングパーツを買ったのか分からないような、立体感のないパーツですので却下です。せっかく買ったからにはちゃんと生かして、綺麗に作りたいものです。で、本体はとりあえずボンネットの白い部分のみ塗装。

■ 2007/04/21 ■

リアウイング

貧乏暇なしの状況は相変わらずなので、更新には期待をしないで頂きたい、というのが本音です。というのっけから否定的な発言ですが、お見捨てなく。まあ、時間がないというもの一因ですが、ほかにも考えていることがあってちょっと製作のペースが遅れています。で、そのまま何もしない、というのもなんなのでリアのウイングを作ってみました。本来、何の筋もない部分だと思うのですが、モデルでは上と下、2つのパーツを組み合わせる様になっています。当然パーツの間には筋が出来るわけで、何のための分割か分かりません。と言っていても仕方がないので接着し、パテで埋めて削ります。TAMIYAの光硬化パテは作業をするうえでとても便利なのですが...なにかTAMIYAに乗せられているような気がしないでもありません。うーむ、なんだか、こんなので工作心が満たされるわけでもなく、ちょっと手をつけているぞ、という気分を楽しんでもらおう、という発想なら逆効果かも>TAMIYA。まあ、数日かけて埋める>削るを繰り返し、納得がいくようになったらホワイトのサフを吹いて確認です。

■ 2007/04/07 ■

ボディ

とりあえず、買ってみました。2005年度後半、いわゆるLaterバージョンですがありがたいことに全てのNSXがモデル化されています。それぞれの違いはデカールとホイール(だと思われる)。1998年型は結局TAKATA童夢がモデル化されなかっただけに、感慨もひとしお。本当はそのTAKATA童夢を作ろうかと思っていたのですが、なんとなくARTAに。まあ、それも大した問題ではないのですが。ARTA仕様は過去にARTA ZEXEL SKYLINEMを作っているのですが、どうもARTAカラーとでも言うべき蛍光レッドは若干実車と色が違うらしく、他所のサイトでは蛍光レッドに赤を混ぜてみたり、オレンジをませてみたり、いろいろな工夫があるようです。EBRROのミニカーが手元にあるので(ただし2006年仕様)それを元に調合してみようと思います。で、ボディーの方は成型ラインを探し出し(最近のTAMIYAのモデルはこれを探すのが一苦労)#400>#1000で均してから、ホワイトのサフ吹き。大半の部分はARTAのオレンジ色なので少しでも発色が良くなるように、下地にも気を使います。

■ Prologue ■

2年半ぶりに新しいプロジェクトです。この2年、模型に触っていないわけではなかったのですが新しいものに手をつけるまでの余裕もなく、どんどん在庫が増えつづける状況です。カウンタックは行き詰まり、他のものも上手く言っていない状況で、そろそろ気分転換に新しいものに手をつけることにしました。そこで持ってきたのがSuperGTのNSX。久しぶりにTAMIYAが出したSuperGTのシリーズです。SuperGT(JGTC)は1997年前後にSupra、Skyline、NSXを発売していますが、それから約10年。すでにレース車両は名前こそ同じものの、全く別の車になってしまいました。そろそろ模型化されないかと思っていたところでの発売。良いタイミングといえばよいタイミングです。肝心のNSXですが、ここ数年、ターボ化してみたりなんだりと開発は迷走し、成績はボロボロ、どうなってしまうのだろう?という状況でした。が、2005年半ばにそれまでのターボエンジンをNAに戻してから再び速いNSXが戻ってきました。ま、勝てないのは変わらずですが...。

TAMIYAのNSXは発売と同時にあちこちのサイトでも取り上げられ、多くの作例が公開されています。このサイトではそれを見ながらボチボチと付いてゆく方向で、肩の力を抜いて作ってゆこうと思います。最近のTAMIYAの傾向で、重いダイキャストのベースが入っていますが全体的にはパーツ少な目、値段高め。デカール勝負の雰囲気があります。まあそうであればそういう風に作ろうかと。

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