2006年に発売された2代目NSX。先代はバブル真っ只中の頃に発表された日本を代表するスーパーカーだったが、2代目は日本で開発、アメリカで生産される多国籍スーパーカーになった。3.5リッターのV6エンジンは念願の縦置きになり、そこにSH-AWDというモーターを組み合わせたパワーユニットは合計581PSと他のスーパーマシンくらべても遜色ないものだが、価格も2370万円と先代とは比較にならない車格になった。ただ、HONDAにそこまでの格を認める人が少なかったのか、さっぱり売れず5年で廃止。確かに他の車と比べてHONDAのNSXを買う理由はないだろう。2013年に東京モーターショーで見たコンセプトは良かったが、発表された量産型は正直”なんか違う”という違和感があった。NSXが無くなったことでHONDAのラインナップから2ドアのスポーツカーが消滅した。
TAMIYAから発売された新型NSX。昨今のTAMIYAの技術を投入した素晴らしい出来のモデルといっていいと思う。クリアーパーツの作りは特に素晴らしく、普通に作れば誰にでもクリーンなモデルが作れそうに見える。ボディーカラーはヌーベルブルー・パールという深みのある青をイメージして、ガイアカラーの純色シアンと純色マゼンタで調合。イメージ通りの色にはなった。しかしパーツ組み合わせの部分で色が違ってみたり、なんだかんだであまり満足の行く出来ではない。