1997年から極短い期間の間に輝いた、GT1カテゴリーの怪物マシンCLK-GTR。わずか128日で作られ、GT1カテゴリーを席巻した脅威のマシンである。特にこのチームCLKスポーツウェアは戦績もさることながら、その派手な概観で話題をさらった一台でもある。見た目の派手さばかりでなく第6戦A1リンクで初優勝、第7戦鈴鹿サーキットでも2位と名実共に1997年の最強マシンであった。ただし、このCLK-GTRからMrcedesの歯車は狂いだし、忌まわしき「空飛ぶGT」CLR-LMへと続くことになる。
巷の「痛車」ブームに乗ったわけではないが、でかいデカールのある車を作りたくて作成した一台。初回の生産時に買い損ね、再販されてやっと手に入れることが出来たものである。別段、Mercedesのファンでもなければ、CLK-GTRファンでもないことから、恐らく別の仕様には手を出さないと思う。キット自体は有名なものであるから、あちこちのサイトに完成例もあり、ちょっとしたプレッシャーを感じつつ、ともかくデカールだけは綺麗に貼ろうとした一台である。それなりの出来にはなったと思われるが、他と比較するほどの出来にはなっていない。