Mercedes-Benzの最上位クーペSLのハイパフォーマンスモデル「SL AMG」を更に強力にしたのが「SL65AMG Black Series」。2009年に350台限定で作られ、日本には12台しか導入されなかったらしい。ネットで見る限り(実物など、拝む機会は考えられない)、名前に反してシルバーとガンメタが圧倒的に多い。ただ、同時期にはSLRもあったので、どっちがどういう扱いだったのかイマイチ良く分からない。まあ、どっちがどうでも(5000万円と6000万円だとか)雲の上の話なので縁はないが。
HME2017のMeetingのお題はMercedes-Benz。前年度のMazdaは間に合わず不参加だったので、今年はなんとか参戦すべくギリギリの日程で作り上げた一台。とはいえ、手持ちのストックにMercedes-Benzはこの一台のみ、かつそれほど作りたくて買ったわけでもないのでそれほどテンション上がらず。本当はSLRの方が好きなんだけど...などと贅沢を言っている余裕はなく、ともかく間に合わせることが最大の目標。色は悪そうな感じで真っ黒、オーソドックスに何か工夫するわけでもなく取説通りに組み立て。最初から知っていたけれど、ドアの窓がない(元がオープンのキットだから)という問題のあるキットだが、それ以上に問題なのはリアのブレーキの取り付けが取説で左右間違っている(ご丁寧にブレーキを取り付けるところの図だけ)という、トラップ付きのキットである。当然ながら間違えた。サスペンションは金属のスプリングが入っている(が、機能しない)、ホイールはメッキの上からクリアコート、などアオシマ的には気合の入ったキットなのかもしれないが、なんとなくズレた感じのするキットだった。